やがて3月も終わり

 空の半分は、雲が浮かんでいる。東にある雲の隙間から朝日が差している状況である。

 昨日の夜は、断続的に雨が降っていた。そのため庭にあった雪の体積も半分以下に減ったようだ。そろそろ黒い土から新芽が顔を出してくるだろう。

 昨日の夕方、5kmのランニングを行った。出だしは好調だったが、1kmいかない内に心臓は激しく打ち、呼吸は鼻だけでは足りなく口呼吸を激しく繰り返すようになってしまった。

 衰えは尋常ではない。冬場のトレーニング不足が如実に出た結果ともいえる。

 今年の北海道マラソンは、関門時間が延びるということで目標にしているのだが、この程度の距離でゼイゼイ言っているようでは、先が思いやられる。

 昨日の東京マラソンでは、タレントの松村さんが、一時心肺停止となったと報道されていた。あの体型でフルマラソンはきついだろう。

 元横綱の曙さんも走る前にドクターストップが掛かったようだが、やはりそれなりの健康とトレーニングが無ければ走るのは危険である。

 老いは確実に体内の血管を衰えさせ、血流を阻害している。そこに無理な運動負荷を加えると思わぬ事故に会う結果となる。

 それでは年老いた人たちの運動はどのようにするべきかというと、それは人それぞれである。ある人には丁度良い運動負荷は、ある人にとっては過大であるかもしれない。またそれなりに衰えた循環器系の器管にどの程度の負荷が適切か、専門家でも難しいだろう。

 やはり自分の体は自分で管理するしか方法はないだろう。