党首討論

 曇り。気温は、涼しいと言うより寒い。6月に入ってどんどん寒さが強まっていく感じである。とても夏が来るとは思えない気候である。

 昨日、麻生総理と鳩山代表党首討論が行われたようだ。この討論もより多くの国民に聞かせたいなら、昼間ではなく夜にでもやったほうが良いだろう。

 ニュースで放送される編集されたものだけでは間違った情報を見るものに持たすことになる。更にこの場合、意図的に編集しようと思えば出来るわけであるし、そうでないとしても編集と言う作業は、何らかの意味を見る側に与える可能性がある。そういった意味でも、夜の生中継で放送すればよい。最近のゴールデンタイムは、殆ど見るべき内容の番組が無い中なので、視聴率は上がると思う。

 その中で、強く編集されていたのは、麻生総理に対しては郵政問題の部分、鳩山代表に対しては、4年間消費税を上げないと宣言した部分であった。

 

 そして、もう一つの話題が、W杯予選でオーストラリアと対戦した日本代表の試合である。結果は、2-1で日本が敗れたのだが、大方の感想は、「W杯4強などというのは戯言」だろう。

 ここに、中村、遠藤、長谷部各選手が加わったとしても4強レベルというのは有り得ない。

 あれだけゴール前に綺麗にパスを通しながら、ゴールにパス(シュート)できない選手ばかり集めても勝てはしない。

 W杯に出て来る代表の選手たちは、殆どが今回戦ったオーストラリアレベルの体格と体力を持っている。それに比べて日本人選手のスマートな体では、きっとシュートを打つ前に跳ね返されるに違いない。

 やはり日本に必要なのは、ゴールを決めれるフィニッシャーの存在だろう。一時期南アの大会では、平山選手がエースストライカーに成るだろうと言われていたのに、今では代表の中に彼の名前は存在しなくなってしまった。

 日本代表がW杯で4強に成るために必要な選手は、点を決めれるFWだろう。これが埋まれば4強も有り得ない話ではなくなるだろう。

 しかし、Jリーグでもこれと言ったFWは存在しないのも事実で、日本代表の乗り越えなければ壁は高い。