覚醒剤その後

 朝から曇り空である。昨日は休みで日中外に出たりしたが、朝は曇り空で霧雨も降るような天気だったが、10時頃から太陽が照りだし気温はドンドン上昇し真夏日となった。その余韻か今日の朝も少し昨日の暑さが残っている。

 今日は、曇りか晴れかハッキリしない天気らしい。東京は豪雨らしい。台風も発生するようになり秋は荒れ模様に成るのだろうか。



引用 日経ネット(http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090810AT1G0900N09082009.html

 酒井容疑者「夫の勧めで昨夏から」 覚せい剤使用認める供述
 自宅に覚せい剤を隠し持ったとして覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された女優の酒井法子(本名・高相法子)容疑者(38)が調べに「昨年夏ごろ、夫に勧められ、覚せい剤を吸うようになった」と供述していることが9日、警視庁への取材でわかった。夫の高相祐一容疑者(41)が逮捕された3日未明以降は東京都新宿区や中央区で宿泊し、山梨県内にも行ったという。


 漸く酒井容疑者が出頭した。このニュースで連日大賑わいだったが、TVマスコミが過熱すれば過熱するほど、tVを見ている側の人間は、徐々に飽きてきた。これ以上報道のネタが無ければ収束していくのだろう。

 今回の覚醒剤事件の問題の一つは、やはりマスコミの報道だろう。この事件の前に摘発された小向さんの件も、あれだけ派手に取り上げパッシングしながら、その後ワイドショーのネタになるからと持ち上げ、覚醒剤犯罪を軽犯罪と同様な取扱の仕方をしているように思う。

 もしマスコミが公器というなら、覚醒剤の蔓延を助長するような報道の仕方を考え直す必要があるだろう。今の報道姿勢は、まさしく自分たちが生き残るための報道であり、覚醒剤の一般市民への蔓延を防ごうと言う観点から報道されていない点である。

 このままマスコミが興味本位で報道し、今後いつの間にか常習者が直ぐにTVや映画に登場するようになれば、覚醒剤の恐ろしさを伝える事にはならない。
 簡単に反省の言葉を述べればまた舞台に復帰できるようなことが繰り返されれば、覚醒剤の使用の閾値が一般市民の中で徐々に下がってしまう事は否めない。

 この過熱報道が一段落しても、酒井容疑者が釈放された後のことが想像されると恐ろしい。このマスコミの正義を振りかざした報道の仕方は、まさしく仮面を被った悪魔状態になるのだろう。

 酒井容疑者には、このまま表舞台から消えきちんと更生して欲しい。そして一般市民として生活して欲しいと思う。