札幌の事

 晴れ、空には白く光った半月が浮かんでいる。気温は、マイナス5.6度くらいで寒い。


 コンサドーレの話題、とはいってもシーズンオフであるので目新しいものは無いが、オフィシャルの記事から取り出してみる。

高円宮杯U-18サッカーリーグ チャンピオンシップ
2011年12月17日(土)/ キックオフ 15:00
埼玉スタジアム2○○2
■中継:
12/17(土) CSテレ朝チャンネル【生放送】 / 14:55-18:00
12/18(日) 北海道テレビ(HTB) / 26:00-26:40  ※内容を短縮して放送

 札幌のU-18がこの世代の日本一を決める大会の決勝に進んだ。もう一つこの時期に行われている、ユース杯は、惜しくもこの決勝で戦う広島ユースに敗れてしまったが、その雪辱を果たし日本一に挑戦する。

 札幌のユースは、以前所属していた藤田選手、西選手の世代がU-15の時に準優勝という結果を残しているし、ユースの世代はかなり活躍している。
 
 この先のトップの将来が明るく見えるのも、この世代が活躍しているからこそである。

引用 朝日新聞(http://www.asahi.com/sports/fb/HOK201112130005.html

 サッカーJ2・3位のコンサドーレ札幌は12日、Jリーグの審査を受けJ1昇格を正式に承認された。運営会社の北海道フットボールクラブは2010年度決算で約9700万円の債務超過を計上、J1昇格のためには債務超過の解消が条件だが、MFダニルソンの移籍金やサポーター持ち株会への増資要請などで条件を満たしたと見なされた。

 今年は、震災の影響もあり、平日ゲームが増え、最終節に観客が4万人弱だったが、それまでは観客数は1万人に満たない試合が続き、収入的にも苦しい状況だった。
 これからJリーグは、3年連続赤字経営を続ければ自動降格というルールができるらしいので、いくら選手が頑張っても経営状況が悪ければその努力が報われないという事になりかねない。

 今回は、ダニルソン選手の移籍金という宝くじに当たったような臨時収入が有ったが、この先経営が苦しければ、生え抜きの若手選手が活躍しても他チームに移籍するという今までの悪循環を断ち切ることが出来ずに、J1での優勝など夢のような話になってしまう。

 本当にHFCの経営手腕が問われることになるのだが、やはり中小企業は、中小企業なりの身の丈に合った運営を行い続けなければならない。
 そういった意味では、コンサドーレ札幌が、ビッグクラブと言われることはこの先当分ないともいえる。

 でも、これで今年J1に昇格できなければ、本当に来季以降の昇格は無かっただろう。余りにも幸運が札幌に味方してくれた結果だと思う。
 だからこそHFC自体が慢心せず、J1の他のチームのようなクラブ運営ではなく、J2規模の運営を続けて何時か花咲く時が来ることを願い、地道にコツコツと仕事をしてほしいと願うばかりである。

[コンサドーレ札幌キックオフ2012]
■日 時: 2012年1月15日(日) 
■会 場: 札幌ドーム(札幌市豊平区羊ケ丘1番地

来年早々、また新しいチームのお披露目がある。噂では、元札幌所属の外国人選手の獲得がほぼ決まったといわれている。
その他にも、数選手がニュースサイトで報じられているが、それも併せて新しい札幌の選手たちの姿を見ることができるだろう。

来年は、J2の時よりも更にハラハラドキドキした試合を選手たちが見せてくれることを祈ろう。