晴れ、気温はマイナス20度以下と、また極端に下がってしまった。きっとこれを抜けると徐々に気温は上がるのだろう。

 今年の冬、北海道は、何時もよりまして厳しい。岩見沢などは豪雪だし、全道的に極端な寒気に見舞われている。

 それでも人々は、毎日生活しているのだから、すごいとしか言いようが無い。北海道が、もし沖縄のように温暖だったらさぞかし栄えただろう。

 広大な土地がありながら、有効活用できない理由に、やはり冬の厳しさがある。それを克服できるようにならなければ人が住みたい土地には、なかなか成りえない。

 だから何時も思うのは、この寒さを夏場の冷房に使えればという事である。雪という塊を今でも雪捨て場にダンプカーに運んで捨てている。どうせ運ぶなら、何とか有効利用できる仕組みを作りそこに貯めるということなら良いのではないかと思う。

 例えば、今の雪捨て場の地下に巨大なドームを作りそこに運び込み、冷気はクーラーの代わり、更に夏場の温度差を利用して自家発電に利用できるようになれば、少しは、冬場に雪が降るという現象をプラスにすることができる。

 東京などでは、巨大なド地下空間が都心の直下に既にできている。そういった工事を何故札幌の地下に造ることができないのだろうか?

 そういった夢のある事業展開を北海道でもしてほしいものである。