つま先着地

 晴れ、気温は朝の6時で18度くらいである。今日も日中は暑くなりそうである。


 昨日の続きになるのだが、つま先着地で走る件、実践してみると驚くほど足の疲れが無いのである。

 こう書いてしまうと、テレビショッピングの使った人の感想みたいになってしまうが、自分が実践した感じではそうである。

 やはり、着地時の足の衝撃が一番なのだと思う。かかと着地だと、着地時に片側の足に全体重が乗った感じで足が着く。

 かかとには、クッションとなる関節も無ければ、ばねのような着地時の衝撃を緩衝するようなものが何もない。

 それに比べ、つま先着地時には、つま先、甲、かかと大きく分けて3か所の関節がその衝撃を和らげる働きをする。それが下肢の筋肉へ与える衝撃を和らげ、かつ疲労の蓄積を抑えるのだろう。

 つま先着地で変わったことは、着地から蹴りだす感覚が頼りなく感じることである。

 何故なら、つま先から直ぐつま先で地面をけるようになるため、体重が足に乗った感覚が減るため蹴り足に物足りなさを覚える。

 またスピードが弱まるとつま先着地をするためには、重心の少し手前に着地する感じになり、丁度つま先立ちしたような不安定さが有る。ただこの辺りは、慣れの問題でもある。

 きちんとつま先着地を実践しようとすると、やはり足首の柔軟性が要求される。着地しようとするときに必ずつま先が踵より下を向いていなければならないからである。

 今は、それを意識しなければ走ることはできないが、これが意識せずにできるようになるまで、つま先に意識を集中するしかない。

 つま先着地は、ここ数回しか試していないが、この秋の大会に結果がでるか楽しみである。