FB

 曇り、気温は、マイナスだがそれ程低くない。湿った雪が積もっている。

引用 毎日新聞(http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120215ddm041040100000c.html) 

奈良県の総務部長(42)が、インターネットの交流サイト「フェイスブック(FB)」で、今月1日付の産経新聞夕刊の記事を巡り、同紙の不買運動を呼びかけていたことが分かった。総務部長はその後、FBで「産経新聞の方に不愉快な思いをさせていたとしたならば遺憾」と謝罪し、当該部分の一般公開をやめた。

 Facebookは、基本匿名ではない。設定で匿名とし公開範囲を決めることができる。
 普通、IDを取る際に、公開する範囲を自分で設定しなければならないので、そういったことに疎い、あるいは面倒と感じる人は、そのまま実名で全公開となるのだろう。

 また、一度インターネットに配信してしまえば、半永久的に自分の発言が残ってしまう。
 削除したとしても、キャッシュという欠片が残ってしまうこともある。そういった意味で、個人情報が一度公開されると後で面倒なことも起きがちである。

 Facebookの創業者は、そういった情報の垣根を取っ払うことで、自由に成れると考えている。

 確かに、一理的には秘密が無ければ無いほど、犯罪は起きにくい。個人間のコミュニケーションも発展しやすいかもしれない。
 しかし、人間だれでも秘密にしておきたいことは有る。その秘密を暴かれることに幸せは有るのだろうかという疑問もある。

 Facebookは、今はやりだが、現時点で新聞TVの話題に乗り始めた頃合いであり、既にピークを迎えたと言って良い。
 
 この先、本当に全世界の人間が登録したとして、どのような世界が生まれるのだろうか?反対に、またうたかたの夢のようにきえて行き、何もなかったかのように世界は動いていくのだろうか。