晴れ、気温はマイナス20度近くに今日もなった。
寒さ厳しい折、何か温かい話題が無いかと探すも、どうしても暗い話題ばかり目につく。ということでコンサドーレのことを書くことにする。
コンサドーレ札幌のオフィシャルHPでスタッフと現在までの契約選手の名前が上がっている。まだ、古田選手の契約情報が上がっていないが、契約の見込みという報道がある。
それにしても選手の平均年齢は、また一段と下がった感じがする。今まで最長老のゴンちゃんが平均年齢を上げていたかもしれないが、去年、今年とユース上がりの選手が大量に入団したためもある。オフィシャルから引っ張ったデータで今日現在の年齢を表示すると。
GK 杉山 哲 31歳
GK 曵地 裕哉 22歳
GK 阿波加 俊太 17歳
GK 李 昊乗 23歳
DF パウロン 23歳
DF 松本 怜大 22歳
DF チョ ソンジン 22歳
DF 櫛引 一紀 19歳
DF 小山内 貴哉 19歳
DF 奈良 竜樹 19歳
DF 永坂 勇人 18歳
DF 日高 拓磨 29歳
MF 砂川 誠 35歳
MF 河合 竜二 34歳
MF 荒野 拓馬 19歳
MF 前 貴之 19歳
MF 中原 彰吾 18歳
MF 堀米 悠斗 18歳
MF 神田 夢実 18歳
MF 深井 一希 17歳
MF 岡本 賢明 24歳
MF 宮澤 裕樹 23歳
FW 内村 圭宏 28歳
FW 前田 俊介 26歳
FW 上原 慎也 26歳
FW 横野 純貴 23歳
FW テレ 22歳
FW 三上 陽輔 21歳
FW 榊 翔太 19歳
となり、誕生日を基準としていない年齢での平均では、22.5歳となる(今年中に23.5歳)。
これに古田選手が21歳なので契約が決まったとしても年齢は上がることは無い。
最近のJリーグの平均年齢は、低くなっている。
そして、サッカー選手の選手寿命は短い。多くの選手が30歳程度で現役を退くことが多く、せいぜい10年程度しか選手として活躍できないのなら、札幌以外のチームや海外を目指す指向が強くなるのも止む負えないと思う。
この先10年程度で、札幌がJでも有数のビッグクラブになる可能性は1%程度だろうから、活躍した若手選手が移籍していくのも仕方が無いだろう。
ただ、30年後にビッグクラブになる夢を会社としてもつとしたなら、やはり何らかの改善が必要なのは間違いない。
その一つは、やはりユース以下の世代の育成を根気よく続けて行くことである。また、コンサドーレ一筋というような生え抜きの選手を何人か継続して残す努力を続けるべきだし、今まで巣立っていったベテラン選手をまた呼び戻すことも必要だろう。
例えば、今野選手などが衰え現役を退く前にもう一度札幌に戻ってもらい、選手として数年活躍できるようなシステムを作っておくことが、チームの伝統につながるはずである。
それには、やはり今のような選手を育てて売ったままにしておく環境では、30年後のビッグクラブは夢でしかない。夢はやはり努力して得る物で、その努力を形にしなければ得ることはできない。
そういう意味で、野々村新社長の活躍に期待したい。その一つの理由は、やはりサッカー経験者で、更に札幌というチームで活躍していた実績がある初めての社長であるからである。
今までの腰掛け的な社長交代では、将来も開けては来ない。その点で野々村さんの社長就任は札幌にとって良い方に転がれば、将来もっと大きなチームにすることができるだろう。
やはり、夢は成し遂げるために人は持つものである。叶えられない夢は、幻でしかない。そして誰かが夢をかなえることは、他人事でもうれしいことである。そして、コンサドーレ札幌の夢が叶えば、それは自分にとってもうれしい事でもある。
今年、若いチームがどれだけ良い成績を残せるかまだわからないが、自分としてはそれが良い方に転がることを祈るのみである。