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そろそろコンサドーレの契約選手の話題が出てきた。例年なら年末には多くの契約更改の話が出ていたはずなのにそれが遅いのも天皇杯が終わらなければJリーグの選手動向が決まらないことがあったのだろう。
更に言えば、国内のみならず海外の移籍期間が1月であるためそれを睨んだJリーグの選手も何割か存在するだろう。その選手の契約が済まない限りその選手を保有するクラブの動きもストップしてしまう。
もし、契約を望む選手が海外に移籍になればその穴を埋めるため他から獲得する必要があるし、移籍が無ければ他からの獲得がない、その話が終わるまで契約更改するのを遅らせている選手がそれなりに存在するのでこれほど決まらない理由で、それがコンサドーレの選手の動向にも影響していると思われる。
例えば、鹿島などはついこないだ天皇杯が終わったばかりで移籍の話は出なかったが、数名海外移籍を噂される選手は存在する。
クラブW杯で活躍した柴崎や金森、西、昌子などが上がっていたが、その中で数名の選手が海外移籍することが決まれば、この先JリーグやACLを戦っていくには選手が不足する可能性がある。それを想定して他のチームに獲得の交渉は水面下で行われていることだろう。
まず初めに鹿島の選手の動向が決まってから他のチームの選手の動向が確定するということになるだろう。それにはまだ数週間かかる可能性もある。
コンサドーレのキャンプも1月15日から開始となっているが、その開始の前に契約が決まらないかもしれないのがブラジル人3選手である。去年活躍したことからブラジル国内あるいはヨーロッパリーグ、今話題の中国リーグへの移籍も考えられる。
去年から中国リーグの外国籍選手にたいする高額契約は何かと話題になっている。世界で活躍できるサッカー選手の数には限りがある。その中で枠が広まればある一定のレベルの選手は引く手あまたになりそれにとももなってそれ以下のレベルの選手にも声が掛かりやすくなるのは当然である。今がその状況といってよい。
そして、コンサドーレで活躍した選手もそれなりの情報を得て行動しているだろうし、ブラジル人選手はまさしくその契約内容を重視して契約する。交渉により契約金額も高騰するだろう。
近年、選手の獲得競争に名乗りを上げた中国リーグの勢いは世界のサッカーリーグの選手獲得競争にまさしく波紋を広げているといってよいだろう。