警備

 曇り、気温はマイナス4度。

 昨日は、新札幌周辺に居て国道12号を走っていたのだが、日中道路わきに警察官がゾロゾロ待機していた。最初は何かの取り締まりかと思ったがそれにしては新札幌から江別までの長い区間のことなので、逃走犯かと思ったが、それにしては道路周辺に居る警官も手持無沙汰のようで緊張感はさほど感じられない。

 途中、新札幌方面に向かう際、片側が閉鎖され黒塗りの公用車が集団で通り過ぎたのを見て、お偉いさんが北海道にきていたのだなと納得したのである。

 と考えていたが、スマホで検索すると2月5日の昼に冬季アジア大会の警備の予行演習だったようだ。冬季アジア大会には、日本の皇太子や各国の要人が来るということで、その際の予行演習を行ったようだ。だからあれだけ物々しく準備が行われたようである。

 それにしても、あれだけの警官を日中警備に回させるのだから非番の警察官も駆り出されているのだろう。そういったものも大会の経費ということになる。

 これがまた札幌にオリンピックが誘致されれば一体どういうことになるのだろう。多くの観光客や選手がアジア大会以上に道内に集まるわけでそれだけでも大変な混雑が予想される。また、最近のテロの恐怖を考えれば日本でそういったことが起こる可能性を全否定できない。

 警察の警備があれだけ厳重になるのだから、大会期間中は至る所で交通混雑が起きそうである。それでも移動は平日の日中が予想されるので問題は無いだろうが、新千歳空港から札幌に入るまでのルート沿いに警備の人員を配置するするなら相当な警官の動員が必要だろう。

 大会期間中はなるべくそちら方面には近付かないほうが楽かもしれない。