W杯予選 対イラク 1-1

 曇り、時々小雨がぱらつく、気温は12度。


 昨日は、日本代表の試合を最後まで見ていたのだが、気温37度の中で動くのはやはり体が順応していないと無理である。北海道でも真夏には30度を超える日があるが、そんな日にマラソン大会に出ようものなら吹き出た汗が皮膚表面で白い粉になり、水分補強なしでは熱中症になることもある。

 選手たちはそんな中で精いっぱいプレーしているのだから引き分けでも良しとするしかない。ただし、ゴール前の執念はイラクが一歩上回っていたのは間違いない。前半早い時間帯に得点が入りその後カウンター狙いに方向転換したが、再三のチャンスにシュートまで行けない点は反省だろう。

 サッカーグラウンドの状態が悪いのはテレビを通してでも判ったが、あそこでまで行くとやはり技術を超えた部分のパワーが必要になるのだろう。

 もう一つ、運動量を減らすために相手にボールを持たせていたと思うが、それならマイボールになった時のパスミスを減らさなければ相手の攻撃ばかりに追われ疲弊する、時間稼ぎを行うならもっと老獪なプレーが必要だが、今回の遠藤、井手口コンビだとその辺は無理かもしれない。

 若いから体力勝負の際有利になるとハリルホジッチ監督は、そう読んだのだろうが、上手くいったところと上手くいかなかったところが混在しており評価は難しいところ。

 何にせよ次のオーストリア戦に勝てば出場を決めるのだからそこに掛けるしかない。更にホームの試合というのも日本代表にとって有利に働くだろう。