太陽黒点が無いこと

 晴れ、気温20度。久しぶりの暑さがやってきた。今週はこの調子で夏本番が続きそうである。

引用 ハザードラボ(http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/3/23732.html) 

米航空宇宙局(NASA)の太陽観測研究チームは、「1月半ばから、太陽の黒点がほとんどない状態が2週間近く続いている」と発表した。昨年夏には、最強クラスの太陽フレア現象が発生したことは記憶に新しいが、太陽の活動サイクルは停滞期に移行しつつあるという。

 太陽黒点の話、この話題数年前から登場しており、地球は小氷河期に向かうという説が流れている。何故太陽黒点が少なくなると地球は氷河期になるのか?

 太陽黒点の数は、太陽の活動の停滞期を表すようである。停滞期を太陽が迎えるとどうなるか、太陽からの地球への熱が弱まり地球の気温が下がる。下がれば冷夏になるし作物が不作になる。簡単に言えばそうなのであるが、実際のところ確証があるわけではなさそうで、既に地球は氷河期に突入していると主張する学者もいるし今後氷河期がやって来ると主張する人もいる。

 地球温暖化が言われている昨今、地球が氷河期に突入していると言われてもにわかに信じがたい。氷河期になれば年平均気温が下がっているべきところ実は上昇している。

 本当はどうなのかということは、過去を振り返ってみなければ証明できないもので、今の観測値も明日になれば劇的に変化する可能性もある。未来は予測できても予測の範囲ないでしか物事を語れないもので、また別な結果が生まれてくる可能性もある。


 我々が生活するうえで太陽は無くてはならないもので、もし太陽の光が無くなれば人間は地球上で生活していけないことになる。現実は太陽が消え去る時、地球は太陽の膨張に飲み込まれ太陽が消え去る瞬間を地球上では見ることはできない。

 それ程、我々と密接にかかわる存在でありながら、太陽の全てを人類は知らない。太陽が燃えるそのメカニズムさえも想像の部分だだいぶある。何故ならその太陽に近付いて観測したりその中心まで入り込んで観測することができないからである。できることは、安全な距離を保つ状態で観測した事実で太陽の活動を推理している。だから、この先太陽が確実に同じ状態を保つことができるのかさえも不確かだといえる。

 身近でありながら人類を近付けようとしない存在である太陽。我々が考えるよりももっと複雑であり単純でもあるのだろう。この先太陽がどのような活動をしていくのかは上にも書いたように予測の範囲内でしかない。