対 仙台(A) 2-1

 曇り、気温は14度.暦の上では夏だが肌寒い.台風が通過したことで梅雨前線が活発化し、そのあおりで太平洋高気圧の勢力が弱まりオホーツク海高気圧に押される形となる.そのため冷たい空気が入り込み気温が下がり北海道上空には低気圧の中にある.

 本州に中々梅雨が来なかった影響がここにきて影響を及ぼすというのは北海道民にとってありがたくない.程よい気温と程よい雨が理想だからである.そんな理想の年はあまり来ない.

 

 昨日の仙台との試合のことを書く.去年はユアテックスタジアムまで見に行ったのだが、今年はおとなしくDAZNで見る.年に一度くらいは本州に遠征に行きたいのだが中々そのチャンスはない.あと数年したら余裕ができると考えて何年経過しただろう.

 

 という訳で、試合は自宅で夕飯を食べながら見ることになった.

 試合は、仙台、コンサドーレともに固い立ち上がりとなった.各選手大雨の中走り続けたのは見事だったが、先制をしたのが仙台だった.一瞬の隙間を突かれたという表現が当たっていたのではないだろうか.あの隙間を埋めていなかったコンサドーレのミスだが、そういうときもある.

 その後、仙台は守備を固めコンサドーレの攻撃をいなし隙を見てカウンターという形となる.コンサドーレも攻めはするのだが肝心なところでパスミスが目立ち、ゴール前のボール扱いでミスをする.それでもCKから得点を決めるのは見事である.

 武蔵選手がヘディングでボールを落とし、ボールを浮かせてロペス選手が同点ゴールを決め試合は振り出しに戻る.

 

 この試合、前3人がジェイ選手、武蔵選手、ロペス選手と攻撃に特化した選手ばかりで相手には迫力があったろうが攻めとしてはゴール前への放り込みが中心となり相手の守備も対処しやすかったに違いない.その攻撃に変化を与えられる選手がチャナティップ選手なのだが、太もも裏を痛めた後無理して試合に出ていたつけがここにきて出てしまった.

 太もも裏を痛める前、タイ代表で帰国したくらいからプレーに怖さが無くなったのでそのあたりから痛めていたかもしれない.彼が絶好調で試合に出ていたら試合は変わったかもしれないが巡り合わせでこういうこともある.

 

 後半開始早々、お互い点を取りに攻撃を強めたがコンサドーレがチャンスを外したその後、ク選手のボールに相手側が圧力を掛け菅選手に渡すパスが弱かったのをかすめ取られDFの選手もゴール前にいたがGKのいないゴールにシュートを決められる.

 

 その後、何度か得点機会があったが悉く守られ敗戦.強力3トップが有効に機能しないことを証明した感じである.3人とも怪我があり、そのため3人のコンビネーションが作られていなかった.お互い相手との連携ではなく自分が得点を取るというタイプなのでボールが回らない.それは分かっていたことだが残念な結果である.

 

 宮澤選手、駒井選手が怪我から復帰し今週からゲームに絡むようだから、これでうまく回ればまた勝利をつかむことはできそうだが、やはり上位に食い込むことの難しさを知ったというところだろう.