1万5千の観衆が詰め掛けた、ドームの試合。開始直前に到着。
試合が始まり、2分。ダヴィ選手が水戸のエリアに奥深く入り込みセンタリング気味のボールをあげる。それをキーパーが手に当ててゴールに押し込んでしまった。
札幌があっけなく先制。
これで水戸のゲームプランが変わってしまったかもしれない。それは札幌も同様、少し守りに入ってしまった。
同点を狙う水戸の攻撃を受け止めようとしてしまったか。水戸の選手が札幌のDFをかわしシュート。これはポストにあたり外れる。この後何回か水戸の選手をフリーにするが、決定的なシュートを打たせない。水戸の決定力の無さが出てしまった。それに札幌は救われた。
そして20分過ぎ、ブルーノ選手が腰を痛め退場する。変わりに池内選手が入る。そして、水戸のゴール前の混戦から中山選手が上手くボールを裁きカウェ選手がシュートしこれがきれいに決まる。
2−0。
これで、水戸の勢いが無くなった。確かに勝つには3点が必要になってしまった試合で、更に堅守の札幌という意識が、水戸の選手のモチベーションを下げてしまった。
前半終了。
今日の藤田選手の動きは悪かった。U-20の合宿疲れが出た感じである。ここ最近疲れがたまっているのかもしれない。
相変わらず、水戸のプレッシャーが少なく、札幌がボールを回せる状態。ゴール前までボールを運べシュートを打つが全て決まらず。
後半、その動きの悪かった藤田選手がOUTで砂川選手がIN。
そして、また水戸前の混戦から曽田選手がゴール。これで3−0。完全に試合が決まった。後は試合を進めるだけ。
試合終了。
今日は、危ない場面もあったが、結果だけを見れば札幌の完勝だった。守備のミスもあったが、これは仕方がないレベル。
こんな楽な試合は、早々無い。次は湘南戦。ジャーン選手が居ない分札幌は攻め易いかもしれない。好調な湘南に勝てばまた更に勢いがつくだろう。