対熊本

 曇り、今でも雨が降りそうな天気である。気温は20度、昨日の日中から20度以下にならずに推移している。


 昨日のドームの試合、平日の夜は中々試合会場に行くのは難しい。休みを自由に取れるなら或いはドームが至近距離にあれば行くことができるのだが、そういった地理的、社会的条件を満たすなら日曜、或いは祝日、土曜の午後ということになるのだろう。ただし、土曜の午後も開始が1時ではなく3時くらいなら午前中仕事でも余裕を持って出かけられる。

 応援に来る人の便利な時間帯というのは人それぞれですべての人に合わせるのは難しい。最大公約数で決められていくのだろうが、少しJリーグの試合時間の開始は硬直しすぎている。海外だと、スポンサーや放映権の絡みなのだろうが、午後10時開始などという試合もあり、開始時間はチームの利益を優先することができるようだ。

 

 そうはいっても上にあげたように身に来れる人の最大公約数で開始時間を決めることが一番合理的だと思う。海外放映の都合で夜中や暑い日中に行われる日本代表の試合などを考えると開始時間というのは難しい問題である。

 昨日は家に帰り追っかけ録画再生で試合を見た。

 試合は、試合後四方田監督が言うように今年最低の試合だった。選手全員の運動量が乏しくプレスが上手くかからず却って相手のプレスに簡単にパスミスをし相手にチャンスを作られる。相手のシュートさえうまければ結果は変わっていた。

 そして、コンサドーレの決勝点もオウンゴールという結果で、所謂棚からぼた餅状態だった。

 選手の疲労も相当だろうが、前節、大量失点で敗戦し、清武選手が欠場ということで選手たちに油断があったように見えた。甘く見ていてもプレーで相手を圧倒できれば良いのだがそれもできず、何となく淡々とゲームは進行していった感じがある。

 漸く決勝点を入れた後も攻めるのか時間を稼ぐのかハッキリせず、見ているほうもモヤモヤした気分になってしまった。本当は大量得点でスカッとした勝ちゲームを見たかったのだが、これではJ1昇格しても相当厳しいと思わざる終えなかった。

 2位との勝ち点差は9と開き、徐々に独走態勢に入ってきたが、まだまだこれから何があるかわからない。野球でいえばソフトバンクが夏休み前に独走態勢にいたはずなのにいつの間にか日ハムに逆転されるという状態になっている。

 いくら勝ち点差が離されていようとも昇格が確実になるまでは油断大敵である。勝敗に一喜一憂するのは構わないが、ここは石橋を叩いて渡るくらいの慎重さも必要である。

 今後は確実な勝利とともにJ1に定着できるような選手層の厚さも求められてくる。その課題をクリアできるように切磋琢磨してほしい。