故障者続出

 晴れ、今の気温は16度.半袖ではまだ寒い.日中は丁度よくなるのだろうが、日中外に出歩くことはない.

 

 コンサドーレの負傷者が相次いでいる件、やはり、昨年の活躍が今になって出てきているのかもしれない.沖縄キャンプも一年通して戦える体力作りで結構ハードな練習をしたのでその影響もある.しかし、この辺りの故障する、しないは予想がつかないので難しい.特に筋肉系、靭帯系などはどの程度疲労が溜まっていれば故障するか判断できない.

 今回負傷したチャナティップ選手や宮澤選手、中野選手、鈴木選手などはどの程度で回復するか未定.

 チャナティップ選手などは、痛めていたのを無理をして悪化させたので長引く可能性があるし、宮澤選手の軟骨損傷は、完全回復するまでリハビリを合わせて半年はかかる故障である.7月復帰となっていたが本当にとは思う.無理をしても治る故障と無理をすると治らず悪化する故障がある.スポーツ選手はどうしても試合を優先してしまうので治りかけで試合に出てしまい再度故障を繰り返す場合も多い.

 

 特にJリーグの後半戦は優勝争い、ACL出場権、天皇杯、ルバンカップなどの決勝進出など試合の間隔が短くなり選手に負荷がかかる時期で、選手も軽度の故障なら無理をして出ようとする.

 スーパーな選手なら、故障明けでも簡単にレギュラーに戻れるが、そうでない選手は、一度離脱した後、他の選手がレギュラーを奪えば途端に選手生命の危機に瀕する場合もある.だから難しいのだ.何時までも自分の指定席が無い世界の恐ろしさである.

 

 どの選手も、これから夏場に掛けて疲労との戦いになる.すでに怪我持ちの選手は出場に対する危険度を増す.怪我を恐れて試合に出ていては、その場にいることができないとしたらやるしかない.それで怪我をしたら他の選手が試合に出るだけなのである.

 

 外野は、選手が故障したら控えが出るチャンスだろうとか、どこかから補強しろと簡単に言ってしまうが、現実に戦っている選手の将来を考えると簡単に口にするのはご法度である.だけれども、現実には夏場には補強があるし、毎年選手が入れ替わる.

 

 今の所属選手が怪我無く戦ってほしいと願うばかりである.