今日は、久しぶりにドームに行ってきました。これまでドームでは、引き分けを見ただけで勝利の感触を味わっていません。
そこで感想。
○良かった点
後半90分まで2−1で勝っていたこと
●悪かった点
ロスタイムでいつのまにか2−4で負けてしまったこと。
以下試合評。
最初は、圧倒的に札幌の勢いが甲府を優っていた。
そして、清野選手のシュートが決まり1−0。最近絶好調の清野選手、何時もなら外してしまう右45度くらいからのシュートがきっちりサイドネットを揺らす。
その後も、キーパーと一対一となったシーンが数度あり、キーパーに阻まれたり枠を惜しくも外す。中でも田畑選手のフラッと上げたシュートはゴールポストをかすって外へ、これが一番惜しかった。まあこれは、何時もの札幌なのでそれほど悔しくないが、ここで決めていれば試合の流れは札幌になっていただろう。
その結果前半ももう少しと言うところで甲府に同点とされる。このころから札幌は、明らかにスタミナ切れを起こしていた。
砂川選手、西谷選手は、ここで足が止まっていた。やはりシーズン通しての疲労がここに来て疲労回復を妨げているように感じた。
1−1で前半終了。
後半開始早々、一旦甲府に攻め込まれるが何とかしのぎ札幌の逆襲で砂川選手のミドルシュートが決まる。確率的にはそろそろ入る時期であるので入って不思議は無いのだが、何時も外すシュートが決まり喜びが倍増。
ここで、直ぐ後に砂川選手に代えて中山選手。これが、バランスを崩してしまったと思う。そして、その後に守備に活躍していた加賀選手に変えて西嶋選手。久しぶりに見る西嶋選手は、試合感が最低レベル。相手の間の取り方が見ていてはらはらしてしまう。抜かれないようにしなければならないところで抜かれる抜かれる。またここでバランスが崩れる。それでも、何とか甲府の攻撃をしのぎつづける。
そして最後に、堀井選手が、相川選手に代わって出場。久しぶりの復帰で、どんな動きをするか見ていたが、怪我で休んでいても、やはり以前の堀井選手と変わらず。休みの間に人造人間に改造されてはいなかった。
後半、1点リードしたが、札幌の選手全員の足が止まってしまった。それでも、相手の攻撃をかわし続ける。明らかに劣勢である。
それでも何とか、ロスタイムに突入。それまで何とか時間稼ぎをしていた選手達も、後3分の表示で心に隙間が出てしまった。 攻撃後のカウンターで同点。その場でへたり込む札幌の選手。
急いで攻撃するわけでもなく、もう負けたも同然。確かに引き分けでは、もう三位以内は確保できないのは、わかっているがまだ試合は終わっていない。
その意識を甲府の選手は見せてくれた。そして直ぐ2−3。
ここで、キーパー林選手のゴールキックが、見事に味方の和波選手に当たり。相手にさらわれ2−4。
※訂正 これは和波選手ではなく、池内選手のようです。
見ていて、腹が立つというよりあきれてしまった。
何と言っても控えの層の薄さが如実に出た試合であった。
現在のベストメンバーで試合に入ってしまうと、交代が利かない。ベストメンバーは、疲労がたまった状態で試合を続けていかなければならない。
西谷選手などは、前節の切れ切れ状態が見る影も無かった。今まで、これほど連続して試合をしていないのだから動きが悪くなって当然。J1のチームなら当然控えの選手が出る試合である。
あと池内選手。マークを外しすぎである。これもシーズン通しての出場が今まで無かったのだからここへ来て精彩を欠いてきた。これもDFの代えがいない。
もう少し、サブの選手が、自分が自分がと出てこなければおかしいのだ。
そして今節は、控えにユースの藤田選手が入っていた。出場できる点差になっていれば初出場があったかもしれない。でも、権藤選手や石井選手、野田選手はどうした、今シーズン練習してきた成果を見せる時だろう。こういった若手がベンチにも入ってきていないと言うことは、育て方が拙いのではないのか。
今日は、余にも不甲斐ないロスタイムを見てしまったせいで、感情に任せた書き込みになってしまったかもしれない。
後2試合。来季に向けた戦いを是非してもらいたい。