横浜 vs 札幌

さすが、夜遅いとdoblogによる「記事の作成」も開くのが遅くなる。それでも書き込みしておく。・・・と思ったらサーバーがダウンしており、送信できず。しかし、書いた記事は残っており一先ず保存する。

 午後7時開始の試合に備え、仕事を早々に切り上げ、自宅にてcs観戦。

 前半開始すぐは、札幌が攻め込む。そして西谷選手のスローインから砂川選手のゴールでまず札幌が先制する。
 札幌のスローインのため、砂川選手の走りこみがオフサイドにならずキーパーと1
対1になり蹴ったボールは、ゴールの上部ネットに突き刺さる。これは頭脳的なプレーであった。

 しかしそこからが問題。札幌は先制したため、思いっきりバックラインが下がり始める。1点入れたことと、横浜がサイド攻撃からラインの裏に抜け出す攻めを繰り返すため、どうしても上がりきらない。そのため前線の2人との間が空き、単純な放り込み以外前線にボールが渡らなくなる。更に時々行う中盤のパスも相手に囲まれ、パスが通らなくなり、必然的に横浜がゴール前に進出してくる。正に日本代表のオーストラリア戦のような状態。
 
 そして横浜のCK、カズ選手が蹴ったボールは、フォアのツイード選手の頭めがけ飛んでくる。そこに競りに行ったGK林選手の手を掠め折り返される。そこを城選手が決めて、横浜にあっさり同点にされてしまう。

 その後も、横浜に攻めつづけられる一方で、攻撃に移れない。しかし、前半終了間際には、横浜の足が止まりようやく攻めに出るが、得点までは行かないで前半終了。

 後半開始、横浜と交互にゴール前に攻め込む展開となった。中々惜しいチャンスが両チームにあるが得点が入らない。そして、札幌にとっては幸運な、横浜にとっては不運なゴールポストに3回当てるという、ナイキのCMのロナウジーニョ張りのシーンを見せる。ここで得点が入らなかったのが、後半ロスタイムの曽田選手のヘッドによる勝ち越し点につながる。

 とうとう、3連勝。長い長いトンネルをようやく抜け出し上昇気流に乗ったようだ、多少幸運に恵まれた勝ち方であるが、この運が実力に変われば上位陣の足元に迫れそうで少しは面白くなってきたかも知れない。次はホームでのヴェルディ戦。是非四連勝して欲しい。

 最後に今日の試合で気付いた点。
 石井選手、もう一歩足が出るように、更にもっと言えば位置取りに工夫が欲しい。
 フッキ選手、完全に審判を敵に回していた。ファールを取ってくれそうな場面でもスルーされていた。横浜の選手が同じように倒れたら笛を吹いている審判もどうかと思うが少し冷静になる必要がある。
 鈴木選手、走り回っているが無駄走りに近い。やはり球を上げられる前に相手に寄せられる位置にどれだけつけるかが今後の成長の鍵。以前札幌にいた今野選手(FC東京)のプレーを参考にして欲しい。
 交代で入った西嶋選手。間合いを開けすぎ、あれだけ離れると相手は自由に動け
る。まだ、試合に入っていけないか。

 小言のようだが皆まだ若い、壁かもしれないが、これを乗り越えて欲しい。やはり、このままで良いと思ったら人間成長は無い。どこかでブレークポイントを迎えるには、経験が必要である。ここで下向きにならず、前を向いて進んで欲しい。