参議院選挙終了

昨日から朝にかけて、参議院選挙の結果が示された。結果は、予想以上の自民党の大敗であった。これだけのダメージは、久しぶりではないだろうか。

 投票前のマスコミの予想通り、自民党不利の予想がそのまま雪崩現象のように次々と自民党の牙城を崩していったということになる。投票前に流れた、官僚陰謀説などどこ吹く風といった感じか。
 それにしても、田原さんのあの陰謀論ははしたなかった。的を得ていたとしても、あの時期に流す情報ではなく、公示前に流すもので有ったはず、また他のネット上で話題になったサイトも、やはり実在の空間ではなんら影響力を持たなかったことを証明した。

 やはりBlog等を含め、インターネットの世間への影響力は無いんじゃないのという結果になったのかもしれない。それはある意味情報媒体としての旧マスコミの面目躍如ということなのかもしれない。

 やはりインターネットは、仮想空間でしかなく、実態のない空中に浮かんだシャボン玉のようなものである。「セカンドライフ」などという仮想空間がもてはやされているようだが、あれなぞまさしく実態の無い空気みたいなもの、それにいくら投資しようとも決して現実にはならない。

 あと、安倍さんの敗者の弁を聞いていたが、またもや目が空中をさまよう。あの姿がやはりこの人は使えないと言う印象をもたれるのだろう。そして、参院選前の自民党の議席は、安倍さんが獲得したものではない。その自分の基盤としないところでの余りにも独善的な国会運営が批判されたと思う。
 やはり、自分が先頭に立ち国民の選択により国会議員を得て、政局を運営してきた小泉さんとの違いが如実にでたとも言える。

 それにしても、ある意味平和なのかもしれんね。