札幌 vs 川崎

今日は、夜7時の開始。それでも多くのサポーターがドームに集まってきた。

 試合は、お互い日曜の試合の疲れが残っているのか重い。

 それにしてもダビィ選手が居ないのは何故?

 2TOPは中山、石井選手のコンビだが、中山選手が上手くポストに入れない。やはり川崎のDFはでかい。尽く跳ね返される。
 
 その中で、クライトン選手のサイドからのキックを石井選手がコースを変えてあわやゴールかというシーンがあり、そこそこチャンスは作るのだが、決めきれない。
 そして札幌が川崎の攻撃を跳ね返した途端ボールを奪われ川崎のカウンターからチョン選手にミドルを決められあっと言う間にリードを奪われる。
 きれいなシュートが決まってしまった。

 そして、川崎の攻めが遅くなる。1点をとって少しお休みに入った。それに札幌もあわしてしまう。得点の匂いがしない。クライトン選手も相棒のダヴィ選手が居ないためか2topに会わない。更に中山、石井選手の気が合わないときては得点は誰が入れるのである。
 
 前半終了。

 後半開始も川崎は、札幌の一瞬の隙を突きまたもやチョン選手に入れられる。あの得点感覚、一瞬のスピードで相手を抜き去る動きは見ていて相手ながら素晴らしいと思う。あの動きを石井選手も見習って欲しい。
 石井選手の動きは、何時も同じスピードの等速運動で、相手を抜き去る加速度が足りない。確かに動いているのだが、それが何時も同じだから相手を置き去りにできない。
 中山選手も2点目を入れられてからは、攻撃に冴えが見られない。更にクライトン選手も上下にフリーに動くため、札幌の選手と重なってしまう。これも2topが得点の匂いがしないため下がってボールをもらいに来るが、クライトン選手が下がってしまうと、前でボールを裁く選手が居なくなってしまう。更に砂川選手も動きはいいのだが上手くボールを出せない、受けれないという状態。

 ノナト選手はどこに居る。こんな時に出なくて何時出るのだ。その代わりに西谷選手が出てくるが、疲れきった味方に出すには余りにも非情なパスが多い。それではパスは通らない、そんなこと考えれば分かるはず。

 そして最後の極めつけは、高木選手の飛び出しに一発レッド。3人目の交代を使い切った札幌は、曽田選手がGKに入る。それが今日の試合の一番の見所になってしまった。

 今日の道新スポーツに、フッキ選手が東京Vに移籍と出ていた。いよいよもってJ1生き残りの道は厳しくなった。攻めて年間7勝くらいして欲しいものだ。
 それには、更なる補強が必要になる可能性がある。それができるか?

 今日、開場時に、持ち株会のチラシを配っていた。一億円が目標であるらしい。もしこれが3億とか集まれば、凄い外国人選手を連れてこれるのだろうか。