キックオフイベント

今日は、日中の温度が零下10前後と寒さが厳しいなか、ドームへ行ってきました。去年は早く行き過ぎて、寒い中外で立っていたため、今回は入場が始まる午後1時に到着するように出かけた。

 ドームにつくと既に長蛇の列。しかし、開場が始まると比較的スムースに入場ができました。去年と比較してざっと見た感じ1.5倍程集まった感じでした。
 去年は、まだJ2ということもあり、更に左程目立った補強がない中だったこともありました。

 今年は、J1で戦うということもあり、普段は来ない人も一度見てやろうと出かけてきたようである。

 2時からの開始まで、記念グッズを販売している売店を見て周り時間をつぶすと、それだけで少し疲れ気味。人の多さに圧倒された感じである。

 
 いよいよドーム内の明かりが落とされ、ステージにスポットが当たり選手たちが次々と登場。

 メンバー的には、主力が残り驚きはあまりない。驚いたのは、和波選手が付けていた7番を藤田選手が引き継いだことくらいか。後言うとすれば、スポーツ新聞で散々書かれていたが、ノナト選手の顔が丸かったこと。この体型は、昔のウィル選手を思い出した。

 後は次々と新人、移籍、レンタル組みが登場。それがすべて長身ばかり。以前の札幌では考えられないところ。これは意図して採ったに違いないと思わせるほどである。

 確かにDFは背が高いほど有利。それも背が高いうえに運動能力がすばらしければゴール前のハイボールを跳ね返すことができるからである。

 あとは、新加入選手の平均年齢が高いこと。一番年を食っているのがノナト選手という構成。また一段と選手層が若返ったことになる。

 選手紹介が終わり、社長の挨拶と続き、ステージ上のイベントは中断。そして会場の数ヶ所でゲームが開始される。しかし、入場者が多いためか何をやっているか見ることができない。それほど凄い人ごみだったということである。

 そして、新入団選手の紹介のコーナーが続き、最後に新ユニを披露して終わり。


 新チームのお披露目で、更に明日グアムに出発という慌しい中、選手とスタッフは大変だったと思う。
 その日程の中、中山選手などは非常に頑張っていた。これはさすがである。

 後少し言わせてもらえれば、少しマンネリ化が激しい。金を掛けないという目的もあるだろうが、毎年ステージが内野にあるため、観客との間にベースとマウンドがあり、選手と会場の一体感が乏しいと思う。

 去年も書いたかもしれないが、移動式の内野席位の高さにステージを作り、少し遠くまで見晴らせるようにしたほうが良いと思うのだがどうだろう。そうした場合色々費用がかかり警備も難しくなるのかもしれない。
 あと、選手たちが入場者と一緒にゲームをするのだが、その様子をもっと見せる工夫があってもと思う。毎年同じことをして居ては中ダレがおき易い。MCも毎年のことながら選手の名前を間違えるのは頂けない。もうちょうと下調べが必要だし、せっかくステージ上に監督が居るのだからもう少し突っ込んだ話を聞いても良かったと思う。
 
 これも贅沢な意見で、札幌としてもこのようなイベントにあまり入れ込んでもと思っていると思うのだが、せっかく大勢の人がオフに来てくれるのだから、これを利用しないてはないと思う。来てくれた人が少なくともひとつのイベントを体験でき、選手と直に触れ合うことができればもっと盛り上がり、シーズンの観客動員にも影響するはず。
 
 今日集まってくれた人が、何もしなくても試合に来てくれる人だと、札幌が考えているのなら別の話で、これで十分なことなのだろう。しかし、素人の勝手な考えながらもったいないと思う。


 ということで、午後が終わり外に出るともう既に夕暮れ、それでも12月の時間なら既に真っ暗だったことを考えるともうシーズンが始まることを実感させる。あと少しでまた芝生の上で札幌の選手が活躍しているところが見られるのは。