札幌 vs 東京

ドームに本当にしょっぱい試合を見に行ってきました。

 札幌のゾーンディフェンスは、機能はしていたかもしれないが、余りにもひ弱過ぎた。 
 ヴェルディの攻撃は、前線のブラジル人トリオに任すという極めてシンプルな作戦であったがそれに札幌は簡単にかき回されズタズタにされた。

 フッキ選手一人を3人で囲んで止められなければゾーンディフェンスは機能するわけは無い。
 あのJ2時代も決してJ1レベルの守備ではなかったので今更ながらJ1に通用するなどとは決していえない。
 だから今日の結果も当然と言えば当然である。さてこれを打開するにはどうするか今後の課題は大きすぎる。

 今日見ていて一ついえることは、余りにも相手への詰めが甘いと言うことである。守備がまるでお嬢様守備で相手に脅威を与えなさすぎ。あれは指導しなければならない。
 身体能力は、それ程引き離されているわけではない。何故抜かれるかと言えば、抜かれるのを怖がって相手との間合いが離れすぎと言うことである。
 相手の服部選手や福西選手は、体を預けたとき相手がどう動くか予想しそちらを抑えることを知っている。だから相手を止めれるし、ボールを奪うことができる。
 札幌の選手の動きは予想内の動きしかしないため少しテクニックがあれば簡単に交わすことができてしまうのだ。それを各選手が盗ま無ければならない。

 札幌にはクライトン選手という抜群のテクニックを持つ選手が居る。それを止める練習をするべきである。後、そういった守備ができる選手を獲得するかである。チーム内にお手本が居ればと思う。

 後、若手の選手が萎縮してしまったのが残念である。あの若手を如何に育てるかそれが重要である。もし可能なら有能なコーチを入れるべきである。若手には基本の動きを丁寧に教えることも必要である。