雪虫

連休中は、風が強く吹いていたのだが、今朝は、穏やかである。日中の気温も20度を超えると天気予報は伝えている。朝方外を歩いていると、目の前を「雪虫」が横切った。既に出ていたらしいが、自分の目に止まったのは今日が初めてだった。雪虫を捕まえて良く観察してみると、雪のように見える部分は、お尻についた綿毛のようなものだとわかる。それが無数に飛ぶとまるで雪が舞うように見えるし、更にこの虫が飛ぶ頃は本当に初雪が降る季節だからである。それでもまだ10月の半ばだから少し飛ぶのは早すぎるかもしれない。もしかしたら今年は初雪が早いのかしら。また、雪虫が飛ぶ頃を目安に、道民は、庭木の雪囲いの準備に入る。ホームセンターの店の前には、根曲竹や筵、わら縄が並べられるのである。初雪の前は、紅葉の季節でも有る。昨日あたりは、定山渓方面の道路が紅葉をみる人たちで渋滞したらしい。確かに今週中が見ごろになるに違いない。街の街路樹もまだ緑の葉をまとっているが、もう少ししたら、イチョウは黄色に、ナナカマドは赤く色づくはずである。冬になれば、全てが白く包まれる。その前のお化粧直しの時間でもあるのだろう。