100歳もめでたき事ばかりではないらしい

 薄曇り、一時的に路面を濡らさない程度の小雨は降ったが、直ぐに止んでしまった。気温は高くない。

 やはりというか何と言うか、100歳以上の高齢者の生存確認が出来ない事例がボロボロ出てきた。

引用 東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010080490071252.html) 

都内100歳超 不明7人に 杉並の113歳 息子『所在知らず』

 東京都内で最高齢の百十三歳とされ、杉並区に住民登録されている古谷ふささんの所在が確認できていない問題で、都内では新たに、百歳以上の六人の所在が分からなくなっていることが三日、分かった。

 現在の「楢山節考」なのだろう。しかし、この記事を読むまだ体も頭も元気な7,80代の人達はどういう思い出このニュースを聞くのだろうか?

 100歳以上生き延びるためには、それなりの医療や介護が必要である。また、家族、友人が有ってこそその人が100歳を超えたことを知ることができる。

 役所が管理しているわけではないことは今回の事でよく判っただろう。周りに誰も居なければその人の存在など誰も知ることは無い。

 しかし、この事は今始まったことではない、昔から無縁仏は当たり前にあったのだから特に増えたわけではないだろう。

 

 今回、行方不明の方たちも、きっと既にお亡くなりになっているのだろう。しかし、その亡くなり方に犯罪性の事件が絡んでいるかどうかが興味の対象であって、もし、何も犯罪性が無いのなら警察の捜査も行われないのだろう。

 死んでしまえば、今の世界とも縁が切れるのだから、自分の事に当てはめて考える必要はないのだろう。ただ、人知れず無くなった方には安らかにお眠りくださいと手を合わせたい。