男というやつは

 ねずみ色の雲が空一面を覆っている。いつ雨が振っても可笑しくない天気である。

 夜中には、雨音で目がさめるような強い雨が降り、路面には幾つもの水溜りが残っている。空気は最大限の水蒸気を含み体にまとわりつくようである。この急激な気温変化で体調を崩す人が大勢出そうな月末になりそうである。

 引用 北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/247636.html

23歳の男を女性暴行致傷容疑で逮捕 連れ去り事件にも関与か

 道警は23日、乱暴を目的に札幌市内で女性(50)を車ではね、殴ってけがをさせたとして強姦致傷容疑で、札幌市西区西町、会社員外山硬基(とやま・こうき)容疑者(23)を逮捕した。

 現場近くでは別の女性(45)が車ではねられ、連れ去られる事件も発生。被害者とみられる女性が札幌市西区の工場敷地内で意識不明の状態で見つかり、道警は殺人未遂容疑などで捜査、両事件の関連を調べている。

引用 朝日新聞http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY201008230397.html

5百人以上?少女売春あっせん容疑 客に教師や公務員も

 神奈川県警は23日、東京都八王子市堀之内、無職石森大樹容疑者(34)を児童福祉法違反(淫行〈いんこう〉させる行為)と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(周旋)容疑で逮捕したと発表した。県警によると、石森容疑者は「5年間で12~28歳の少女ら500人以上を客に紹介した。大半が18歳未満だった」と供述しているといい、県警はこのうち50人程度を確認している。

 石森容疑者の逮捕容疑は今年5月、川崎市内のホテルで、東京都墨田区の会社員安藤知明容疑者(49)=児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕=に同市内の中学3年生の少女(当時14歳)を紹介し、買春させた疑い。

 また、客として少女らに現金を渡してみだらな行為をしたとして、安藤容疑者のほか、山梨県山梨市立山梨北中学校教諭の大島雅彦(50)=山梨市=、横浜市障害児福祉保健課の地下(ちした)満明(40)=横浜市栄区=、私立報徳学園中学・高校教諭の●(●は雨かんむりにふるとりと鳥)野(つるの)敬三(49)=兵庫県西宮市=ら4容疑者を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕した。地下容疑者は否認しているという。

 今日の新聞に載っていたニュースであるが、「男の性」をしみじみ感じさせる。最初の事件などは、相手に重症を負わせているのだから言語道断な事件なのは言うまでもない。

 次の事件も、同様な事件でニュースに成り公務員の場合実名が出ることで現在の地位を失う行為と判っていても自分は大丈夫と思い手を出すのだろうと思う。

 交通違反もそうなのだが、捕まるまでは自分は絶対捕まらないと思い込むところがある。その自信が一体どこから湧いてくるのか判らないところがある。

 そして実際捕まったときは、自分は運が悪いと天を呪い、自分の責任を店に上げようとする。ここで素直に自分の非を認める人は、そもそも違反をする確率は少ない。

 

 一時の快楽のため、男は何もかも忘れてしまうタイプが一定の割合で存在する。それを言うなら女性もそうだろうという向きもあるが、まあこういう事件は、男が主体である。

 動物が発情するように、人間も同様に発情する。それは、種を保存するための行為とも言える。それがなければ子孫は残らないことに成る。

 しかし、人間は犬猫と違い文明という人間が共同で暮らすための社会を気づいてきたため、色々なルールが存在する。そのルールを守ることで文明社会が維持されるとするならやはりそのルールは守る必要があるだろう。

 もし、そのルールを無用とするなら、未開のジャングルにでも住み着くしか無い。当然そこにはルールは存在しないので、生き残るためにはサバイバルの要素が入ってくるので、そう簡単に生活することは難しいだろう。