東国原知事

 曇り、空一面雲に覆われている。東の空は太陽の明かりで黄金色に光っている。気温は低い。

 

引用 南日本新聞http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=26895) 

東国原氏が不出馬表明 12月の宮崎知事選

(2010 09/30 06:30)

 宮崎県の東国原英夫知事(53)=1期目=は29日開かれた県議会本会議で、任期満了に伴う12月9日告示・同26日投開票の次期知事選に、立候補しない考えを表明した。

 東国原知事は「3年余、山積する県政の課題に真剣に取り組んできたが、知事として(国との対応に)限界を感じた」と不出馬の理由を説明。2011年1月20日の任期満了後については「まだ白紙」と明かさなかった。

 本議会後の記者会見では「疲弊する地方を救うためには、この国の形を変えないといけない」などと述べた。

 別に東国原知事に期待をしていなかったし、ある意味覚めた目で行動を見ていた。マスコミを使った戦略は、ゴシップ好きのマスコミにとっても利益のあることだしお互い旨みのある相手であった。

 

 しかし、そのマスコミとの駆け引きに徐々に失敗した感があり、ここ数年は、その活動に衰えを見せ徐々にマスコミから表舞台から下ろされそうな状態になり「口蹄疫」に端を発した騒動でその能力に見切りをつけられた格好である。

 それが原因か判らないが、宮崎の田舎でこれ以上暮らしても次の展開が見えないということで次の出馬を取りやめた部分もあるだろう。やはり都会の生活が恋しくなったのだろう。

 今後、東京都知事、国会議員への転身が噂されるが、参議院比例区なら当選することは可能だろう。彼を選ぶ国民はまだ大勢居るだろから、それ程次の進路に困ることは無いと思われる。

 人生は山あり谷ありである。その谷の部分の行動こそ人間の本質を見せる。この件で言えば、口蹄疫の騒動の時である。あそこで能力を発揮できれば、国への責任転嫁の発言がなければ、それなりに男として名を上げることができただろう。それが出来なかったがゆえに評価を落としてしまった。

 やはり人間困難な場面で人前で泣き言を言うのは厳禁ということが判った。人の上に立つ人は、くれぐれも人前では泣き言を慎むことが大事。泣き言は自宅の押入れに篭って言うべきだろう。