製品管理

 曇り、少し雲間から太陽が顔を覗かせているのだが、完全な青空ではない。気温はマイナス10度以下だろう。風があるため気温よりははるかに体温を奪う寒い。

引用 朝日新聞http://www.asahi.com/health/news/TKY201101250485.html

 

田辺三菱、また不適切試験 子会社社員が一部の薬で怠る

 田辺三菱製薬(本社・大阪市)の子会社が品質試験をしていない医療機関向けの注射薬を出荷していた、と社外の弁護士らによる調査チームが指摘し、田辺三菱厚生労働省にこの調査結果を報告していたことが分かった。2007~10年3月の約3年間に試験担当社員が一部の試験を行わず、出荷の基準に合格したように虚偽の試験結果を記録した行為があったとしている。田辺三菱は、これらの指摘を「受け入れざるをえない重大な状況と認識している」と答えている。

 これは、朝日新聞のみのニュースらしい。

 製造業の品質管理は、法で定められている場合は、検査機関の行う抜き打ち検査や抜き取り検査で管理体制の調査を行う、それ以外の物に関しては、企業側の責任によるものである。

 例えば検査を行わないことによることで不良品が発生すれば、製品回収作業などや企業のイメージダウンによる不利益が発生し企業価値を損ねることから、企業は製品出荷前の検査を行うことになる。

 しかし、これも不利益が発生しても、それまでに利益を上げれば問題ないと考える企業に於いてはそれも疎かになる。その企業側の考え方のバランスで製品の安全性が保たれていると言って良い。

 しかし、今回のように、元から社員に倫理観が喪失している場合、信頼してそれを任せる体制が仇となるケースもまま生まれるだろう。残念ながらその場合の抑止策は無い。

 そのような事例は、今までも散発的に記事になるが、これは氷山の一角で、これに隠れた多くの事例が明らかにならずに処理されているのが人間社会である。問題として明らかになるのは、ごく一部で、このニュースを見て、改めて社内体制を強化する企業が多くあるだろう。それが抑止力と言っても良い。

 話が変わる。、昨日の夜中は、アジア杯サッカーの日韓戦が行われた。試合は、PK戦で日本が勝利した。

 TV放送は、テレ朝とNHK-BSの両方で行われたのだが、テレ朝の方がフルハイビジョン放送のため画質が綺麗なためそちらを選択したのだが、あの夜中にあの無駄と思える煽りは聞いていて非常に耳触りが悪かった。

 夜中にあの興奮しすぎた放送は、体に悪いので、前回に引き続き消音を選択し画面だけを見ていた。

 音が無くてもそれなりに試合は楽しめるものである。J2、札幌の試合会場に足を運んで見る時も、アウエィ側で見ていると応援の声があまり気にならない。それと同じような感覚で見れる。

 今まで、サッカー番組を見ているときは、あの興奮した解説に慣れていて、あれが無ければと思っていたのだが、それは間違いらしい。

 スカパーなどの専門チャンネルも、あれ程うるさい実況は無い。民放の放送だけの特異現象だということが良く分かる。無音で試合を見るのも一つの方法ですよみなさん。