小沢氏起訴

 雪、朝目を覚ますとしんしんと雪が降り、既に20cm以上の積雪になっていた。気温は、マイナス10度前後だろう。


引用 東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011020190070530.html) 

小沢元代表 強制起訴 「虚偽記入で共謀」

2011年2月1日 07時05分

 小沢一郎民主党代表(68)の資金管理団体陸山会」の土地取引をめぐる事件で、東京地裁が検察官役に指定した弁護士は三十一日、政治資金規正法違反(虚偽記入など)の罪で小沢元代表を在宅起訴した。国会議員が強制起訴されるのは初めて。小沢元代表は一貫して事件への関与を否定し、同日、記者団に「一刻も早く無罪判決を勝ち取りたい」と表明、離党や議員辞職の考えがないことを強調した。

 この件、民主党が政権を取った時から永遠と続いている。小沢氏と敵対する勢力が現存し、それとの戦いをいつまでも続けることによって利益を得る人たちが大勢いるのだろう。

 それにしても一度検察が不起訴を決めたはずなのにという思いは小沢氏にあって、そのため出処進退に判断の遅れを生じたとしか言いようがない。

 民主党が政権を取った当時は、このような事態に陥ることを本人は知る由もなく、今考えれば、あの時政倫審に出席し、自分の身の潔白を表明していれば、対抗する勢力もその後は続かなかったかもしれない。まあ、今思えばの感想であるため実際のところはどうなったか判らない。

 一つだけ言えることは、小沢さんの時代が民主党政権の誕生と同時に終わってしまったということである。まさしくあの小沢という飛ぶ鳥も落とす勢いであった人間が、それを作り上げるために努力した結果が犯罪に問われゴール目前でこけてしまった。

 本人の無念さは、良くわかる気がするが、国民の心は気まぐれである。今まで味方していたものが手のひらを返すように裏切っていく。

 

 この先小沢チルドレンと呼ばれた議員たちも、影響力を失った小沢さんからどんどん離れていくだろう。それが人間と言えば人間らしいといえるだろう。

 自分にとってこの事件の教訓は、権力を求めるなかれである。もし周りが欲するなら自然と権力はついてくるし、それに固執すると却ってその力は逃げていくものらしい。