さっぽろ雪まつり

 晴れ。昨日は大雪に成ろうかと思ったが、そうでもなく10cm程度の降雪ですんだ。2月も折り返し地点に入り、大雪は有っても1回程度だろう。本格的な冬は峠を越したはず。

 昨日のさっぽろ雪まつりのフィナーレは、吹雪で終わった。開幕後はある程度晴天が続き、それなりの天候だったが、観光客は1万2千人程度減少したらしい。

 例年なら、全国放送で取り上げられ、何らかの番組が日中放送されていたのだが、今年は、全くそのような様子は無かった。これも予算縮小の折り、地方にでかけ大規模な中継は無理になったのと、雪祭り自体の稀少価値が徐々に薄れてきたとも言える。

 やはり、長く続けば続くほどこのような催しは、分岐点を迎える。更に発展させようと思えば、色々なアイデアを考えなければならないし、これが伝統ということで形を変えずに続けるという方法もあるが、観光の目玉として考えるなら、やはり何らかの改善策が必要だろう。

 やはりひとつの問題は、道民が毎年見に詰めかけるようなお祭りにしなければならないだろう。外部の観光客優先で、屋台の食事もそれなりの価格になれば、札幌に住む住民も却ってその期間は、中心部に出かけることを躊躇する。

 その辺りを解決する方法を考える必要がある。札幌中心部の大通りの催しは、外部の観光客向けで良いが、道民のための催し物としてサッポロさとらんどがそれだとしたら余りにも交通の便が悪すぎる。とは言っても交通の便が良く、広大な敷地があるところは札幌市内には存在しない。

 

 今後北海道観光の目玉として、雪まつりが開かれるのだとしたら、海外の観光客と道民の両方をターゲットとして行われるようにする必要がある。