青空が見える快晴。気温も朝方は寒いくらいだった。
民主党の代表選が始まろうとしている。大震災が起こり日本が一つになって前へ進むかと思いきや、却って人間の業というかあさましさが表に出てしまった感がある。
民主党のグタグタぶりは目も当てられないが、他の野党のこういった危機にどう対応するかその本当の正体を見せてくれたというべきだろう。
政治主導は単なる掛け声で、単なる大臣の椅子争いに堕する国会議員の姿はあさましい。しかし、きっと中には素晴らしい働きをした人たちがいるはずである。
そういった無名の人たちは、ひっそりと姿を見せず国民に知られることなくひっそりと消えていく。そして、手柄を自慢するものだけが我先にと顔をだそうとする。
その姿に何の意味もなく、笑いものになっていることさえも気にならない様子は、まるで喜劇を見るようである。
人間の本質は、危機的状況で発揮される。更にその本質が正しければその好悪は、その受け止める人によって変わることなのだが、誤らなければ大部分の人は感謝するだろう。
日本という国、国民が他の国にどのように映るかが基準ではなく、自然と認められる国になることを祈るものである。