岡山 vs 札幌

 金曜日に行われた試合、スカパーで見ました。

 試合は、開始から体が動かない札幌に対して、完全に休養できている岡山の動きが対照的であった。

 試合は、そんな岡山に対して札幌が攻めに徹せられるのは短時間とみて前半開始早々札幌が攻勢を掛けるが、近藤選手のあのシュートが決まっていれば、最少得点で逃げ切れる可能性もあったが、それができないのも札幌らしい。

 試合は、交代出場の選手に決められ負け。

 一試合休んでいるはずの宮沢選手、高木選手の動きも悪いし、フル出場でなかった古田選手もいまいち、これなら試合を休んでいた選手を出場させた方がまだましなゲームができていたのではないだろうか?

 試合経験を積ませるためにもユースの選手を出場させた方が良いゲームができていただろう。ベストメンバー規定があり、全ての選手を休ませるわけにはいかないが、殆どの選手の動きが悪い中、そういった采配もありだろう。

 幸い、上位チームも足どまりで、勝ち点を伸ばさなかった。結果的に札幌は上位に一度顔を出すチャンスを失ったともいえる。総じて下位チームが勝ち点を伸ばし、更に混戦になる可能性も出てきた。

 札幌は、10月のアウエー3連戦が昇格のカギを握るだろう。ただこの選手のコンデションが限界だとしたら息切れする可能性が強い。

 日曜日、久しぶりに宮の沢に練習を見に行った。途中高速で選手バスを追い抜いたが、選手たちは軽くランニングをして終わり、後は控え組がU-18と練習試合を行ったが、中々レギュラー組の底上げにはならない。
 その反面、ユース組が中々良い動きをしていた。トップで使ってみたい選手もいたのがこれからの楽しみになるだろう。

 そろそろ来季の昇格に向けて、ユースの選手たちの心も穏やかではないだろう。この中から何人の選手が昇格できるかが札幌の今後のカギになる。

 しかし、ユースの大量昇格が有っても広島などは、殆どが残らなかった。その辺りのむずかしさは今後も出てくるだろう。