国会

 曇り、気温はプラスである。昨日の夜は雨だった。そのため道路の雪は瞬く間に融け黒々としたアスファルトが顔を出している。

引用 報知新聞(http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110225-OHT1T00021.htm
 

伸子夫人“主役”ビラに“親小沢”猛抗議
 「親小沢vs反小沢」で対立を繰り返す民主党の党内紛争が24日、ついに菅直人首相(64)の伸子夫人にまで飛び火した。民主党の代議士会が国会内で行われ、統一地方選に向けて執行部側が作成したビラに、伸子夫人を主役とした漫画が載っていることを巡り大紛糾。親小沢議員の「菅伸子さんを広告塔にすると決めた覚えはない」との猛抗議に、岡田克也幹事長(57)も怒り心頭で反論。大人げないやりとりで溝をさらに深め、いよいよ“学級崩壊”の様相だ。

 学級崩壊と描かれてしまう有り様を見て聞いていると平和ボケした日本というものが良く分かる。本当の危機に直面して生きていたらこのようなことを考える余裕すら無いだろう。

 もし、今のリビアでこのような事をしていたら真っ先に他国に攻撃されて日本という国が無くなっていただろう。それ程日本人の心も体も弱体化していることの表れである。

 だからと言って軍国主義に成れと言っているのではない。平和的な国づくりはこのまま進めて行くべきである。その代りやはり自分の職務に応じた責任感や考え行動をして欲しいということである。

 国会議員の前に一人の人間であり、時には不真面目な事も考えることも有るだろうが、せめて国会議員の職務を果たしているときには国の事を考えて議論してほしい。

 更にだからと言って、この記事を書く記者も記者である。他人を見てわが振りを直せと良く言われるが、自分たちが如何に権威を地に落とそうと必死になり続けた結果、このようなくだらない論争をする国会議員を生んだことを感じてほしい。
 
 自分たちが、ある種の権威である国会議員をまるで芸能人のように扱うことで勘違いした国会議員が数多く生まれ、それが当たり前のようにしてしまった罪は重い。

 タラればの話だが、この瞬間、日本に大地震が発生したとしたら、今の政府は迅速に対応できるだろうか、それ以外の大災害が発生して壊滅的な状況に瀕した時、本当に日本が大丈夫なのか本当に心配になる。