曇り、時折霧雨が降る。気温は、12,3度くらいだろうか、それ程暖かくない。
引用 徳島新聞(http://www.topics.or.jp/worldNews/worldMain/2012/07/2012070201001214.html)
国連安全保障理事会の改革に関する政府間交渉が2日、ニューヨークの国連本部で開かれ、日本の西田恒夫国連大使は現在の非常任理事国より任期が長く、一定期間後に常任理事国への格上げが可能な「準常任」枠の創設についても話し合う用意があるとの姿勢を新たに表明した。
日本は常任理事国入りを目指しており、西田大使は「常任と非常任双方の拡大」を求める立場をあらためて強調。その上で「柔軟かつ現実的な視点」で議論に臨むと述べ、常任理事国拡大への反対論など各国の意見が対立する中で議論の前進を図る姿勢を示した。
古くて新しい話題である。
今まで日本は、国連常任理事国入りを願っていた。国連という機関で、日本が世界に指導力を発揮できると考えていたからである。
しかし、その願いは叶わず、ある意味一番国連に都合の良い国となっていた。
その姿は、貢物を一生懸命するが、最愛の人には便利な男どまりで、家にさえ入れてもらえない関係と言ったら正しいだろう。
国連の力が相対的に弱まり、常任理事国の地位がそれ程魅力的でないと悟り始めた感がある。それなら一層のこと、常任理事国入りをあきらめ国連の拠出金も減らせばと思うが、相変わらずアメリカに次ぎ2番目の額を負担している。
もし、準常任人りもしないのなら、国連に尽くすのは辞めた方が良いだろう。世界の国が国連主義に切り替わることなど、人間の歴史が続くまでは無いだろう。
もし、地球に隕石が落下して、少数の人間しか生きられないようなことが起きない限り、多くの人間同士の利害関係は複雑である。