サッカー

 朝の早くから、滝のような雨が降り始め、辺り一面川のようになった。その雨も少し小降りになったが止みそうにない。土曜日からこのような雨が続いている。

 土曜日は、CSで札幌の試合を見た。行きたいと思っていたのだが、虫歯の治療で断念した。

 試合は、前半は札幌の攻撃が良いところまで持ち上がるのだが、最後の精度が足りなくシュートまで持っていけない。ここ数試合攻撃ができるときは、やはり前でボールを保持できるタイプの選手がいてこそである。

 その点で、前田のワントップは、戦略としてどうだろう。相手の動きが良ければまだまだ一人で交わしきるほどの技量を持ち合わせていないため、どうしても相手に進路をふさがれボールロストしてしまう。

 やるとしたら、前田は、トップでは無く前線のフリーマンとして動くしかないだろう。その代り攻撃では、三上がワントップで張り、その後ろから内村が飛び出すという形ではないだろうか。攻撃の外国人選手が2人も新しく加入して、これをどう使いこなすかが今後の札幌の成績に直結する。

 

 試合は、前半の後半、鳥取の足が止まり、前目の圧力が減じたところでサイドバックの上がりが活発になり、その中で前田が抜け出し、丁寧なゴール前のパスを三上が決め先制した。

 後半も、日高、上原の両サイドバックから綺麗なパスを内村と荒野が決めるという、華麗なゴールシーンを見せて3-0で勝利した。

 後は、DF、GKが安定すれば後半それなりに戦えるだろう。暑い夏場の試合が続くこの時期こそ札幌は地の利を生かし練習で体を絞り上手く乗り越えることができればもっと上位に行けるだろう。

 もう一つ昨日は東アジアカップの試合があった。日本は、韓国を破り初優勝を飾った。この大会今まで日本が優勝したことが無かったというのが不思議である。ただ、昨日は終始バタバタして日本らしさは無かった。いずれの得点もカウンターから柿谷が決めると言った試合展開で、見ている方は不完全燃焼だろう。

 その中の応援でまた以下のようなことが行われた。

引用 朝日新聞http://www.asahi.com/international/update/0729/TKY201307280248.html

ソウルで28日夜開かれたサッカー東アジア杯の日韓戦で、韓国側の観客席に、初代の韓国統監だった伊藤博文を暗殺した安重根(アンジュングン)の肖像の巨大な幕や、韓国語で「歴史を忘れる民族に未来はない」とする横断幕が掲げられた。歴史認識をめぐって日韓関係がぎくしゃくする中だけに、波紋を呼ぶ可能性がある。

引用 毎日新聞http://mainichi.jp/select/news/20130729k0000m040067000c.html

一方、日本側の応援席では、試合開始時に旭日旗を一時、掲げる場面があり、係員に制止された。旭日旗は韓国では戦前の日本による侵略の象徴とされている。韓国の聯合ニュースは、旭日旗についても「FIFAの規定違反の可能性が大きい」と伝えた。

 毎日新聞が伝えた、旭日旗はもしかしたら朝日新聞の社旗を振っていたのではないのだろうか?もし今後旭日旗を振るなら真ん中に朝日と入れておけば問題ないと思うのだが、その事を朝日新聞が報じていないのがちょっと可笑しい。

 今まで日本は大人の対応で済まそうとしていた。特に日本サッカー協会の幹部はそうだった。しかし、このまま済ましても今後の日韓関係に良い影響は与えないだろう。

 日本が幾ら大人のふるまいをしようとも、それをそうだと感じない相手にとって、相手の弱みを突いているとしか錯覚を起こさせないからである。日本に対して戦争を持ち出せば喧嘩に勝てると思うだけである。

 そういった民族に対して、大人の対応を取ろうとも受け入れられることはこの先永久に来ないだろう。更に最近の韓国の経済発展がそれに輪を掛けている部分もある。

 もし、この問題を何もせずに見過ごせば、競技場内での事故が起きうるだろう。今回、定期的な日韓戦を始めるとアナウンスがあったが、日本側は、政治的メッセージを出す国とは交流戦をしないという強いメッセージを発信すべきである。日韓戦は中止という気持ちで臨むくらいで無いといけないだろう。

 サッカーに政治的な事を持ち込まないというルールを破る国はどうだろう。このままお互いにえす