エボラのその後

 二日続きの快晴、気温は3度。


引用 ロイター(http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKCN0IC2IW20141023) 

ニューヨーク(NY)市の保健当局は23日、西アフリカから米国に帰国した医師がエボラ出血熱感染の疑いがあるとして、市内の病院で検査を受けていると明らかにした。発熱などの症状が出ているという。

暫定結果は12時間以内にも判明すると説明している。

 今後、現地では治療不可能で、更に現地で申告すればアメリカに帰国できない恐れがあるため、アメリカに到着してから申告するケースが今後増えてくるだろう。

 他の国でもそうだが、エボラに対して救護処置に従事した人は、高確率で感染している恐れがある。エボラは空気感染しないと言われているが、空気感染していなくとも周囲にエボラウィルスが振り撒かれた状況で作業に従事していれば、高い確率で感染するのは必至である。

 今後、そういった地域から患者が飛行機に乗って来ることは増えるだろう。それを防ぐにはやはり現地に対策施設を作りそこで解決してもらうしか方法は無い。感染者をわざわざ汚染地域で無い国に連れてくるのは防疫の常識としては有りえない。

 しかし、この米国人医師も厳重な警戒の元輸送されてきたのなら良いのだが、その辺りの情報が無い。もしかしてそういった警戒がなされず搭乗していたなら他の乗客にとってテロ行為に等しい。

 今後、日本も西アフリカ諸国に自衛隊員を派遣するという話もある。もし、現地で感染した場合、日本に運ばれて治療する可能性もある。やはり水際で防ぐことが出来なければ相当な感染が起こる可能性があるので、その辺りしっかりした治療体制の準備が必要である。

 徐々に、日本も対岸の火事で済まされなくなったようだ。