日の出

 晴れ、気温はマイナス6度。

 日の出時間が徐々に遅くなるのが早まっているように感じる。22日が冬至なのでそこに向かって突き進んでいるだけなのだが、感覚的にそう感じるのだ。

 今日の日の出も6時50分くらいなのだろうか、随分遅くなった。真夏には3時ごろには空が明るくなりかかっていたのだから季節の移り変わりは日の出の時刻でも非常に実感するところである。


 ちなみに夏至の日の出時刻は午前3時55分で冬至の日の出時間は午前7時3分である。自分が知らなかったのは、冬至の日の出時間よりも更に元旦の日の出時間の方が遅いという事である。その時間は、午前7時6分だった。

 教科書的には、冬至の日が一番日中の時間が短い日と教えられていたため当然その日が一番日の出が遅いと考えていたのである。だが実際は、日の入り時間が来週頃一番早くなるので、必ずしも日中の時間が短くても日の出日の入り時刻が早いとは限らないのである。

 こういった事は、調べてみないと判らないもので、教えてもらったり本で学んだりした記憶が無いため今まで知らなかったことである。

 これも地軸が傾いているのと太陽を回っている関係上そうなるのだという事はおぼろげに理解できるが考えると不思議な事である。

 纏めてみると今日の札幌の日の出、日の入り、日中の長さは、それぞれ午前6時50分、午後4時、9時間10分で、冬至の12月22日が、午前7時3分、午後4時3分、9時間、来年の元旦が、午前7時6分、午後4時10分、9時間4分である。

 冬の一日の短さを実感するとともに、12月を過ぎればまた日の出が早くなり始めるというのも決められた事実である。