人質事件

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 イスラム国の人質問題、解決しないまま時間が過ぎて行く。無事救出されることを願うばかりである。

 しかし、こうした人質問題、犯罪組織では無く国家を標榜する国が起こす行為なら、今後独立国として認めてもらうように他国に働きかけをする場合、当然国家として認められることは無いだろう。

 国家として認められないはずなのに、他国と交易をしているのは明らかである。何故なら彼らの生活必需品や武器は自然とわいてくるわけでもなく物を売ったりどこかの誰かから資金提供を受けなくては成り立たないからである。

 しかし、何か問題が起こるたびに自国の人間が人質に取られ身代金を要求する国と付き合おうとする国は有るだろうか?恐ろしくて正常な交流は無理だろう。

 そうしてまで人質の交換要求するという事は、単なるテロ組織のままで活動するということだし、何時でも他国が侵略して壊滅させることを許していることに成る。

 いうなれば、ならず者集団としても地位を主張しているに過ぎない。そういう組織を相手にするには、対犯罪者組織の対応という考えに沿った行動が求められている事に成る。

 何やら犯罪者組織と交渉する伝手があるという輩も出現しているらしいが、そういう事をいう者は、犯罪組織の一員か、或いは準構成員だと表明しているようなものである。それを堂々と宣言する人間を心にとめておかないと、何時またそういった事件が起きた時、同じような行動を取るか、或いはスパイとして情報を流す役割を果たすために日本で活動しているという事である。

 

 上に述べたように国家の態をなしていないのだから、何時でもこういった人質事件は起きると考えた方がよく、日本国内にいても犯罪に巻き込まれる可能性はあると考えて生活する必要がある。