夏風邪から思う事

 晴れ、気温は18度。これくらいの気温だとランニングしやすい気温である。これからはランニングシーズン到来である。

 月曜の夜は何ともなかったのに、火曜日の朝から急に咳が出始め熱が出始めた。季節の変わり目で寝冷えしたのかもしれないが、久しぶりの熱で相当参ってしまった。

 そうはいっても体温を計れば37度2分とそれ程熱があるわけでは無いのだが、普段それ程熱を出さないのでこれ程の熱でも相当ダメージがある。人間の体は本当に貧弱である。

 相撲取りや、プロレスラーという見るからに頑丈な体つきをしていても病気に掛かるように、いくら体を鍛えていても健康を維持することは難しいものである。体を鍛えるために極限まで体力を消耗すればそれなりに免疫力が低下するし、鍛えた後の暴飲暴食もまた内臓を痛める原因となる。

 だから、いくら体を鍛えていても病気に成る時は病気に成るし、人間の体というものはそんなものであると思わないといけない。

 しかし、そんなことは誰もが判っていているはずなのに何故か自分は大丈夫と考えている人が半分いると思う。そして残りの半分ほどが、人間のひ弱さを知っており、そして残りの半分が自分の体は虚弱だと思い込んでいる。

 きっと自分は大丈夫とは思わず、病的なほどに病気を怖れてしまうことのないようにするのが正しい生き方だと思う。余り病気の事を怖れていては人生の大半は楽しくなく過ぎていくと思うから。