寒い日が続く

 晴れ、気温は3度。

 昨日も肌寒かったが、今朝の冷え込みも非常に厳しい。しかし、予報では日中は気温が上がり明日は、内陸部では真夏日になる暑さになるようだ。ゴールデンウイークで最も天気が良い日が3日らしい。

 しかし、日本海側にある低気圧は、暖かい南風を運ぶとともに雨も運んでくるようで、4日、5日と雨模様のあいにくの天気となりそうで、行楽を予定している人たちにとって残念な日でもある。

 しかし、ここ数日は、雪が降ったりで、桜が開花したニュースとは裏腹に、心を寒くする。それもまた北海道に住む人の普通の環境であるのだが、それに慣れない人は、暖かい南の地方にあこがれるのだろう。例えば沖縄とかである。

 一年中、温暖で、真冬の2月頃さえ北海道に生まれ育った身には、春先と同じ気温で、北海道人なら半袖で歩くことも平気なくらいである。そんなことを真冬の北海道で行ったなら凍死するかもしれない。ただし、北海道の冬の室内では半袖で生活する人が多いと思う。

 また、意外と知られていないかもしれないが、北海道の真夏は本州と同じように30度を超える日が続くことも多い。当然、クーラーをつけている家も北海道でも増えてきたが、高々2週間程度続くくらいでクーラーを利かせた生活をするのもいかがなものかと思う。

 その暑さに、つらいと愚痴をこぼせるのもうれしいことで、その後、すぐにやってくる冬を思えばこの暑さを満喫したいと思う。その真夏の時期に考えているのはあとひと月もすれば秋も深まり、すぐにでも雪が降り始める季節がやってくることのお知らせみたいなものだからである。

 真夏の時期の熱をため込み冬の寒さに耐えようと思うのが真の北海道人だと思う。批判を恐れずにいうとすれば、その暑さに音をあげてクーラーをつける習慣を持ち込んだのは、内地(北海道では本州は内地である)の人であると思っている。

 とはいっても、確かに30度を超える日が続けば、クーラーくらい必要であると思うのは人間の弱さであるので仕方がないと思うが、もし、世界中いたるところで快適な生活を送ろうと考えると確実に地球温暖化は進むと思う。

 しかし、北海道の寒さと暑さどちらが良いと言われると返答に困るが、やはり、どちらかといえば暑いほうが耐えられると自分では思っている。