対金沢

今日は、曇り雨、時々晴れ、のこどもの日であった。

既に、桜の花も散り始めたものも見られるようになっている。咲き始めが早かったのでいたしかないが、ゴールデンウイークが、寒かったので残念でも有る。

試合は、3日に終わっているので、忘れぬ内に書いておく。実は、この時間遠出していたので試合は、次の日録画で見たのだが、ネットの評価が低かったので、どれ程ひどい試合だったのかと思ってみたのだが、言うほど悪く無かった。

確かに、相手がJ2だから得点されなかったと言うのは分かるが、少し高望みし過ぎである。今の時期は、チームを作る時期である。それをしながら勝ち続けることに意義がある。

あの試合を続けながらも勝つことにこだわる方針なのだから、周りが少し現実が見えていないのだろうと思う。

毎試合、相手を徹底的に圧倒することが望みならサポーター的には未熟である。

これまで毎年、コンサドーレの試合を見てきたなら分かるはず。選手を見て、今すぐ相手を圧倒できるほどのチームではない。言うならこれからどれ程化けていくのかを期待する選手である。

試合の中でアナウンサーが、堀米が、欧州に行きたいと紹介していたが、それは、夢であって現実はJ2で、一流と呼ばれるくらいの選手に成ってほしいと思う。

試合後に挨拶に来て号泣した古田が、まだJ2で試合に出るか出ないかの時期にスイスかオーストリアのチームのテストを受けてきた。その時思ったのは、彼が欧州で試合に出られるレベルに達していないということである。こんな事を素人がいうのも失礼なのだが、まだまだ未熟だった。足が地に付いていないという表現が適切だった。

得点王に成るくらいまで活躍しているなら、或いは代表に呼ばれる程の活躍しているのならまだしも、レギュラーにもなっていない立場で口にすることで前が見えなくなっていると思った。

堀米に限らず、他の若手もそう考えているかもしれないが、夢を現実にするために口にすることが大切と思っているかもしれないが、それを実現するためのタイミングを大切にして欲しい。

話は、試合に戻るが、マセード、ジュリーニョのホットラインが見事に決まった。そして、その一点を守りながら試合時間を進めることを選択した戦略であった。

去年までの中までならコンサドーレなら、追加点を求めて試合を進めたはずである。

しかし、6位以内を目指す戦いを始めてから、先制点を入れたならスローダウンして守りに入る戦いをしてきた。そして、相手が前掛になった時にカウンターを決めると言うのがはっきりしていたのだが、如何せんコンサドーレの選手に守り切る力が無く、追いつかれ逆転されもした。

しかし、今では守り切れるようになって来た。それは、宮澤、深井、或いは稲本の守備が良くなったことに尽きる。特に宮澤は、あれだけ上下動して守備の穴を埋めようとしている。深井もここに来て膝の調子が良いのか、相手への対応は、怪我をする前に戻ってきている。それにより後ろも落ち着いて対応できるようになっている。

ただ、それでもまだ隙は多い。まだ、相手をゴール前でフリーにする機会が多い。これを、夏までにいかに減らせるかである。それができれば、攻撃にもう少し厚みを増せるだろう。

もう少し暖かく見守れば秋にはチームが一つの集団として機能しているはずである。