今年の始まり

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。


 曇り、気温はマイナス8度。寒さ厳しい朝である。今年も始まって3日が経ち4日目の朝を迎えた。

 年末の29日から3日まで仕事を休み今日から始まりの日である。休みの間は、何もというくらい今年のことを考えはしなかった。本当に一年の計は元旦にありという言葉に反して何も目標を設定せずに過ごしたことになる。

 ということで何を今年の目標にすべきだろう。

 一つ自分のことで言えば、経つ鳥後を濁さずの準備に入る年である。鳥が水面から飛び立つとき、むやみに水の中をかき混ぜて水を濁らすことなく水面に波紋を残すだけで飛び立っていく。もしこれが飛び立つたびに水が濁るようなことがあれば、残されたものは水が鎮まるまで何もできなくなってしまう。

 ということは、人の多くは何かを納めて次の段階に進むとき何かしら騒ぎを起こして去っていくものだったということなのだろう。いつの世にいても同じことを人は繰り返していくのだということである。

 自分以外のことでいえば、やはりコンサドーレのJ1残留ということだろう。J1の他チームは積極的補強に動き、中にはチームのレギュラーの半数が入れ替わるようなところもあるが、コンサドーレの動きは少なく、期待の若手の何人かはチームを去ることになってしまった。その点は、今後の補強が必要だが、ここにきて大きな選手の移動は無いだろうと思っている。基本的には去年の選手を基盤にJ1で戦うことが必要になるということである。無いものは無い中でJ1で生き残っていくには、やはり戦術であろう。J1の戦いの中で相手に勝とうとするならそれなりの作戦が必要で相手の弱点を突いて攻め、自分たちの弱点を如何にカバーするかの戦いになるのだろう。

 今年は酉年なだけに飛躍というものが大切になる。長い時間飛行する渡り鳥もどこかで羽を休めるときが必要で、飛躍するためにも十分な休養が必要でそれができなければ群れから脱落していく。その脱落者を増やさないように目を配り、更に自分が脱落者にならないようにしていかなければいけないのだろうと思う。