1月は波乱の月

 晴れ、気温はマイナス12度。今日は、樺太付近に大きな低気圧が居座り日本海側に強い風をもたらしている。大きな影響はやはり道北だろう。

 予想天気図だと、14日の土曜日が荒れた天気となるだろう。これも西よりの強い風が吹く冬型の気圧配置となり等圧線も混んでくるので風も強まると予想される。この日に用事がある人は出かけるときは最新の注意が必要である。

 14日といえばコンサドーレのキックオフイベント、正式名は「北海道コンサドーレ札幌キックオフ2017」であるが、それが14日に行われる。また、大学入学のためのセンター試験も14日と15日に行われるので、できるなら穏やかな天気であってほしいと願うばかりである。

 天気は人間の力では何ともしようがないので、やはり備えあれば憂いなしである。早め早めの行動と準備が欠かせない。それを怠ると状況によっては悲惨な目にあることは良くあることで、自分勝手な考えで行動しても良い結果は生まない。誰かの助言は聞いておくことも大切である。

 そして来週21日にはアメリカでトランプ大統領が誕生する。日本の安倍首相もアメリカまで行ってトランプ氏に挨拶しに行ったが、その効果は薄かったようで、選挙期間中に日本に対する駐在費負担や貿易不均衡について要望と非難をした考えは変わっていないようで、日本にとっては試練が舞い降りる感じだろう。

 それなりにアメリカの懐の深さを頼りにしていたところ(裏ではどういった取引が有ったかあずかり知らないが)に要求を表にストレートに出す大統領が誕生すると相手は言葉を前面に押し出し、表立った交渉を行いパフォーマンスを国民に見せつけるだろうからそれなりの覚悟は必要である。更に彼は表立った行動とともに裏取引も求めてくるだろうからそれなりに対応する必要がある。

 日本のマーケットが巨大で自国ですべてのことが賄えてしまえればアメリカに対して強い態度に出られるだろうが、そうもいかない。その点を無視してアメリカと対等の付き合い方をしていくことは困難の極みとしか言いようがない。

 これからの未来、グローバル社会と散々唱えられその方向へ行くかと一時は思えていたが、その方向性に陰りが見えてきた。その大きな原因はイスラム過激派であり、その混乱の中で発生した移民問題である。

 

 問題が複雑化していけばいくほど解決の糸口は見つけるのが困難になる。どこまでグローバル社会を受け入れるのか、それを受け入れることで日本国内が混乱することを良しとするか日本国民の考え一つだろう。

 国民の意思の代弁者は決してマスコミではない。新聞やテレビや一部のオピニオンリーダーと呼ばれる人間の言葉にまどわされることなく考えることが必要である。

 バラ色の未来は、何の困難もなく得られるはずはない。そう考えておくことも必要である。