監督解任

 曇り、気温は16度。明日から晴れ間が来るということなので夏らしい日が来るだろうか?もうすでに7月も駆け足で過ぎ去ろうとしている。

引用 スポニチhttp://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/07/05/kiji/20170704s00002179350000c.html

広島は4日、森保一監督(48)の退任を発表した。就任初年度の12年に優勝するなど3度のJ1制覇を達成した森保監督だが、6年目となった今季は前半戦を終え2勝4分け11敗の17位と低迷。3―4で敗れて2度目の4連敗を喫した1日の浦和戦後、成績不振を理由に辞意を申し入れた。クラブ側は慰留に努めたものの、本人の意思が固く了承。森保監督は「プロは結果が全ての世界。とても幸せな5年半でした」とコメントした。

 J1リーグの監督交代が続いている。成績不振の下位チームなら当然と思われるが、優勝を狙うためにという交代もある。勝負の世界は技量だけでは勝ち続けることは難しく、やはり運を持っていなければいけない。その点森保元監督に持ち合わせが今季なかったお言える。

 昨シーズン終了後、日本代表監督の候補あるいはオリンピック代表監督という噂があり、あの時点で辞めていたらと思うがたらればである。

 広島の監督として3度の優勝を飾りながらの解任は、他チームのサポーターからすれば非情である。今季はスタートからけが人が多く、更に主力級の補強が無く、選手も徐々に年齢が高くなることでやはり動きが今一つであった。また新しく取る選手も活躍しては怪我ということで戦力的に優勝を狙える体制では無かった。

 そういう運のめぐりあわせに直撃され、手持ちの選手だけでは現状を打破できなかったことは、やはり休養が必要になったということだろう。

 ということで、J1の降格圏近くに沈むチームの中で監督交代のカードをまだ保有しているのは、コンサドーレ甲府、清水位となった。お互い昨年J2で争いいい勝負をしてきたチームなだけに何とか監督交代を免れて残留を果たして欲しいものである。

 できるなら他のJ1チームでも久しぶりにJ2の空気を吸ってリフレッシュしてきて欲しいものである。ただし、リフレッシュできずそのまま沼にどっぷり嵌ることもありうる。

 その中でもコンサドーレは、J1、J2を上がり下がりしながら今まで苦労しながらやってきた。その苦しい経験を是非生き残りに生かして欲しいものである。