台風は温帯低気圧に

 雲の多い晴れ、風が吹いているため気温は20度だがひんやりしている。この後、台風の影響で北海道にも雨雲が流れてくるようで週末まで天気は悪そうである。

 最初、願いを込めて台風5号の進路が西にそれると書いていたが、全く外れてしまった。更に日本海を通って北上すると思ったら日本列島の上をなぞるように北上するとは予想外であった。気象庁スーパーコンピューターの予想は凄いということである。

 今のところ富山沖を時速30㎞の速度で日本海を北上し明日には温帯低気圧に変わる。午前7時の気象衛星の画像ではすでに台風の目は消失しどこに台風があるかわからない。

 しかし、台風の目は見えなくとも本体の渦は消失するまでに時間が掛かる更が徐々に消えていき残ったものは大量の上空の水蒸気ということになる。それが雨雲となり東北地方に雨を降らすのだろう。北海道もその影響を受けて処により雨になるのだが、全道的に言えば曇りがちの天気ということになりそう。

 

 話は大きく変わる。都民ファーストを母体とする日本ファーストという新党ができることを殊の外朝日新聞は喜んでいる書きっぷりである。以前日本新党が突然出て日本を席巻しその党首が首相になるという時代があった。その再来を望んでいるのだろう。そしてその時の日本新党にいたのが小池百合子氏であったのだから何かを期待しているのは間違いない。

 きっと日本中に日本ファーストの会の影響力を増すために良いところを強調し悪いところを見ない記事を量産する気がする。それは民主党が政権を取ったときに成功した手法だからである。

 日本ファーストが日本維新の会が出来た時と同じようになる可能性もある。その間、朝日新聞等に応援されるようにパフォーマンスを行い、ぼろを出さないように努力するのだろう。更に離党した民進党の細野氏が加わるという噂があり、そうなれば雪崩を打ったように民進党から離党者が続出しそうな雰囲気である。国会議員を続けたいならいつまでも泥船にしがみつく必要は無い。党に忠誠心の無い議員にとって当たり前の行動である。そうして民進党には共産党社民党寄りの政治家が残り、却って主義主張が鮮明になって良いことなのだと思う。

 でもそういった寄り合い所帯の党は、歴史が無いため数年先には消えてしまう可能性も大きい。自民党と対抗する2大政党として生き残れるか、はたまた東京オリンピックまでのにぎやかしに終わるか興味のあるところである。