対新潟 2-2

 晴れ、気温は15度。

 土曜日の結果を書くことにする。もうすでに次の段階に行かなければならないはずなのに何故か足踏みしてしまう姿にやはりプレッシャーが相当あるのではないかと思う。

 最下位新潟との試合、幸先の良いゴールが決まり、2点目もうまい具合に決まると後は逃げ切るだけとなる。その際にきついのが、守備の不安である。

 今のコンサドーレは、点を守り切るには不安である。その中で交代選手の重要性が増すのだが、その交代選手に満足な選手が居ない。

 誤算はやはりクの交代だろう。更に石川、宮澤という守備の中心選手が交代してしまうともう抑えが効かない。ゴール前に閉じこもるしかない展開になる。

 やはり交代カードが早めに切られるときつい。あのキーパーへのファールはレッドカードだろう。審判からしたら軽い接触プレーに見えたのだろう。だからイエローにしたのだろうが、それが勝負の分かれ目だった。

 もう一枚残していれば、ジェイに代わって都倉を入れたかった。そうして相手を少しでも引かせることが出来ていたならと思うがそうもいかない。

 攻撃の脅威となるジェイだが本当に守備はしない。ヘイスも一流なら守備をもう少ししてくれと思うがこちらも動けない。今の主流は前線からの守備で奪ったらすぐにカウンターというものである。

 だから世界の強豪チームは、引いて受けない。相手に猛烈にプレスを掛けまくる。それぐらい体力勝負である。残念ながら日本のJリーグのチームにそれができるチームは少ない。受けて守ろうとしても相手にスピードとパワーで押しまくればそのチームに必ずいる点取り屋が得点を入れてくれる。それが当たり前の世界基準である。点取り屋で守備が免除されるのはメッシくらいだろう。

 という訳で、守備の脆さが出たコンサドーレは後半追いつかれるという残酷な結末。この勝ち点がこの先どうなるのか、それよりもこれから勝てる試合があるのかという不安の方が大きくなってきた。


 次の試合、これで負けるようなことがあればこの先本当に厳しい。簡単に勝てる相手がいないだけにJ1残留の目が徐々に険しくなってきたと言わざる負えない。

 まあそれでも試合は結果である。これからの先の勝敗を予想しても何も得るものはない。だからこれからの試合星勘定をしないようにしなければならない。

 こういう時もあるからこの順位にいることをサポーターは理解し、応援するしかない。常に勝てるチームならこんな順位に居ない。