キャンプ開始

 晴れ、気温はマイナス5度。日中はプラスに成り処により雨、みぞれの予報である。

 北海道コンサドーレ札幌も13日の「北海道コンサドーレ札幌キックオフ2018」を終えて今日から沖縄キャンプが始まる。第1戦はW杯イヤーのため前にずれて2月24日の広島戦がスタートとなる。ちなみにホーム開幕戦は3月10日の札幌ドームでの清水戦である。

 それまでの間、沖縄、ハワイ、熊本と相当の移動距離のあるキャンプとなる。選手たちは疲労もそうだが体調管理には気を使わなければならない。もし、ACLに出るようだとこういった移動は短期間で行わなければならないのだから、選手はなれる必要がある。とはいっても、毎回の試合ごとに各地に移動する回数が多いコンサドーレなので移動は慣れているだろう。

 今年は、昨季のレギュラー選手はすべて残り、新しい選手を補強したのだから選手間の連携は既にとれており、後はミシャ式サッカーの真髄を学び取った選手から試合に使われることになる。

 去年までのセンターのFWに合わせてポストプレーから攻撃が始まり攻撃もそのFWにボールを集めるという方法から、全ての選手の押し上げ~から相手を押し込めて得点をとるパターンへと変化する。

 攻撃の際、多くの選手が攻撃に連動するため、結果的に守備に戻る時間が肝となる。ミシャ式サッカーは攻撃が主と言われるが、それを支えるのはやはりしっかりとした守備からということになる。高い位置からの全員守備が基本となるのは当然である。

 いわゆる攻撃一辺倒の選手は中々使われないと思われるため、ジェイ、ヘイス、ジュリーニョなどは試合に出しにくくなる。そこらあたりの戦術的な選手起用方法が彼らに伝わると上手くいくが、ヘソを曲げるようなことがあるとベンチが指定席となりうる。

 などということは、これからの練習や練習試合などではっきりしてくるだろう。そういった情報も併せて楽しむのが良いだろう。