マイホーム

 曇り、気温はマイナス0度。徐々に気温の上昇に順応しているのかも知れないが、外に出ると寒い。周りの景色がどんどん冬から春に変化しているので、それも影響しているのかもしれない。


 昨日は、北海道マイホームセンターによって見た。別の用がありその帰りに立ち寄っただけなのだが、まだ雪が残っているためか人は少なめだった。

 自分としては、初めて訪れたのだが、あの立地にあるのが珍しい。できたころはまだそれ程ごみごみしていなかったのかもしれないが、余り目につきにくいところでもある。

 ハウスメーカーの人に聞くと、建っている家は17,8年経過しているものらしいので、徐々に建て替えを始めているとのことであった。それでも中は立派で坪単価が100万近くするような家ばかりだった。

 マイホームを建てるというのは人生で1度程度でそれも収入が低い時期である。定年近くなり子供が成人になった頃ならそれなりの年収があるかもしれないが、子供が小さくこれから学費など生活費が掛かる状態だからそれ程高価な家を建てることは難しい。

 だからマイホームセンターレベルの家を建てることは、かなり難しいだろう。そういう意味では、建売団地にある住宅見本位が丁度建て主のレベルにあっているといえる。

 北海道は土地が広いので、通勤距離を気にしなければ土地代は安く済ますことができるため上物に予算を割くことが可能だが、それでも建物にかけるお金は2千万くらいが相場ではないだろうか。チラシで見る格安の物は1千万程度の家もある。

 お金を掛ければ掛けるほど素晴らしい家が建つが、それも人生の中で何が起こるか分からない時に建てなければならない。人それぞれの感覚であるので幾ら金を注ぎ込めるかは様々だろう。

 そういいながら、あそこに建っている以上の家に住んでいるいる人もいるわけで自分の感覚が少し貧乏レベルなのかもしれない。