IRに寄ってくる者たち

 晴れ、気温はマイナス14度.今日も寒さは厳しい.これで湿気を含んだ雲が近付けば確実に雪なのだが、それが無いため本当に今年は雪が少ない.

 

 

www.sankei.com

 IRがらみでこんなニュースが出ると事業自体が怪しく思えてくる.推進している関係者は裏で賄賂を受け取っているのではないかと勘繰るのも致し方ないことである.

 そこで一つ不思議な点は、新聞やテレビで金を渡したとされる中国企業の名前が報道されないことである.そこで探してみると以下の記事が見つかった.

business-career.jp

 中国企業の名前は500ドットコムという中国国内でネットくじを行っている会社だった.経営はそれほど上手くいっていないようだが、後ろ盾が中国国有IT企業ということらしいが、その内容は判らない.

 

 本当に金の集まりそうなところにはそういった輩が群がってくる.いくら襟を正していても周りが埃まみれではその襟も汚れてしまうものである.

 それでも今回捜査を受けた秋元議員は、積極的にその埃にまみれた中に飛び込んでいくのだから同じ穴の狢である.

 

 今回、北海道の苫小牧での事業は申請見送りになり今度話し合われるのは数年先ということになった.これ程事業が進まなかったのは現職の鈴木知事の責任ではなく前職の高橋知事が責任を負うべきのところだが、もしかすると危険な香りを感じて深入りを避けたのかもしれない.その辺りは本人が話さなければ闇の中ということになる.

 

 ほんとにこんなことを言うのもなんだが、IRが健全であれば何の問題の無いことである.営利を求めない運営になっているのであれば悪党どもは近付いては来ないだろう.

 とはいっても人間の欲をめぐる争いにそういったものはつきものなのは致し方ないことなのだろう.