道知事選

今日から運動がスタートしたようだ。
 
 自分の地元の商店街にある事務所が朝から賑やかに成っていた。ただこの場所自体、廃業したコンビニの空き店舗を利用している。

 今まで静かだった所が急に赤や黄色などの原色に置き換わった様は、春の野に咲くタンポポの様でもある。それだけ周囲が寂れていたということなのだけれど。

 それにしても何かこうしっくりしない思いは、北海道を良くして行こうというスタートが、廃業した空き店舗。北海道の将来を考えて今まで何人もの知事が働いて得た結果がこれなのかと。
 
 何か東京の景気だけに左右される日本という国の危うさを感じずには居られない。やっぱり北海道は日本から離れるべき。道州制でも最初は良いじゃない。何時かは独立していかないと、道民の幸せは得られないんじゃないかと。
 九州、四国もそう。暴論を言えば日本の人口が少なくなってしまった時、見捨てられてしまうのは東京から離れた地域である。将来の行く末は東京の消費者の食料供給地か、保養に来る地域としてしか役割を持たないのではないか。

 今でも徐々にその傾向は現われている。東京が一人景気回復しても、その効果は、北海道までたどり着かない。東京の繁栄は、地方が安い賃金で労働力を提供している結果ではないのだろうか。そしてその繁栄の利益を享受しているのは、一部の者。

 今回の投票結果は、北海道を自主独立に持って行ける様な知事がなってくれるのを祈るしかない。