公僕

公僕とは、おおやけ(国民)に使える人である。総じて公務員のことを指すのであるが、実際のところ国民に仕えるというよりは、役所や自分より偉い人に仕えると言う感覚が強いのではないだろうか。

 今回も色々起きている問題。国民のためと思えば対応が違うことが多すぎるのではないだろうか。

 例えばフィビリノゲンの問題。被害者の立場に立てばあの対応は無かっただろう。C型肝炎は適切な治療で治癒することもあり、早期の治療が必要である。しかし、結果を防ぐ情報を持っていながらそれを隠すと言うことは、確実に製薬会社、役所の方を向いて仕事をしている結果である。

 全ての公務員がそうではないことを祈っているが、見渡したところ多くの公務員が事なかれ主義で、目の前の書類を片付けるのに熱心で、自分たちの力で問題解決しようとする人が少なすぎである。

 公務員の皆様方には、公僕と言う漢字の意味を今一度考えていただきたい。